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対立の道を突き進む韓日、今こそ李秀賢精神が求められる

対立の道を突き進む韓日、今こそ李秀賢精神が求められる

Posted January. 28, 2019 08:14,   

Updated January. 28, 2019 08:14

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鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が26日、日本の哨戒機が超接近威嚇飛行をすれば、「軍の対応規則により、法に則って強力に対応せよ」と指示した。前日、韓国外交部は駐韓日本大使を呼んで、日本の哨戒機が23日、「大祚栄(テジョヨン)」艦の上空で「8字飛行」で威嚇したことに抗議したが、日本の防衛相は同日、哨戒機が配備された自衛隊基地を訪れ、監視活動を強化するよう指示した。昨年末に始まった「日本哨戒機問題」は1ヵ月が過ぎたが、両国政府が収拾する意思があるのかも疑わせる。

韓日政府が安保友好国という言葉が色あせるほど対立の道に突き進んでいるが、民間の交流は揺るぎないのでひとまず安心だ。昨年、韓国を旅行した日本人は約292万人で前年対比28.1%増え、9年ぶりに増加率が最も高かった。過去の「冬のソナタ」ブームの時ほどではないが、韓流は依然として熱い。昨年日本を旅行した韓国人も5.6%増加の約753万人で過去最大だ。26日、東京の大久保駅では18年前、地下鉄の駅で日本人を助けて犠牲になった故李秀賢(イ・スヒョン)さんの追悼式が行われた。参加した日本人たちは、「今こそ李秀賢さんの精神が必要だ」と口をそろえたという。

両国の「哨戒機問題」は、韓日関係が円満な時なら事実関係を確認して外交的に解決できることだ。軍事情報を共有するために2016年に締結された韓日秘密軍事情報保護協定に基づいて、事実関係を早くはっきりさせて解決の糸口を見出すことは政治家の役割だ。安倍晋三政府が、国内政治的な目的で韓日の対立を利用しようという意図が少しでもあるなら、厳しい審判を受けるだろう。韓国も韓日関係という特殊性のため政府も政治家も乗り出すことを躊躇している。韓日関係がブレーキなく衝突する危機に向かっているが、民間に残った希望の火を消す「レッド ライン」を越えてはいけない。韓日間には植民地の歴史など辛い過去があるが、戦後の経済奇跡を共に作り、未来にも安保経済協力パートナーとしてすべきことが多いためだ。


具滋龍 bonhong@donga.com