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第2回米朝会談、核保有黙認の危険な道に進んではならない

第2回米朝会談、核保有黙認の危険な道に進んではならない

Posted January. 19, 2019 09:13,   

Updated January. 19, 2019 09:13

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北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が、2回目の米朝首脳会談の日程を調整するために18日、米ワシントンに到着した。英哲氏は、ポンペオ国務長官と高官協議を行い、トランプ大統領に会って、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の親書を伝えると見られている。トランプ氏が2回目の米朝首脳会談の開催を公式に発表する可能性も高い。

米朝は、英哲氏の訪米に先立ち、両国の情報チャンネルを稼動し、非核化交渉の議題を事前に調整したという。核心は、北朝鮮が進展した非核化措置を出した場合の米国が提示する「相応の措置」が何かということだ。文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は、「2回目の米朝首脳会談での北朝鮮のカードは、寧辺(ヨンビョン)核施設および大陸間弾道ミサイル(ICBM)廃棄になるだろう」と見通した。

 

文正仁氏の発言のように、寧辺核施設およびICBMの廃棄が行われるなら、それだけで非核化の重要な進展だ。しかし、そこで終わるなら、追加核生産および米国を狙った運搬手段の廃棄で、非核化の旅程が止まる恐れがある。非核化の核心であるすでに生産された核弾頭と核物質の廃棄は、ややもすると水泡に帰す可能性もある。米国がこれまで北朝鮮の核施設の申告を非核化履行の最初の処置として要求してきたのは、核凍結でない真の非核化に進むための手順だった。

しかし、非核化交渉が半年以上停滞すると、結局は米国が北朝鮮の核廃棄の実質的な進展なく適当に収めてしまうのではないかと懸念されている。トランプ氏が任期内の外交的成果に汲々とするあまり、米国に切実でない核廃棄に代わって「ICBM廃棄」の線で妥協するという観測がまさにそれだ。これは将来の北朝鮮の核保有を黙認することになる危険な道だ。

トランプ氏は17日、2019年の「ミサイル防衛の見直し」(MDR)」を発表し、「我々の目標は簡単だ。いつ、どこから、いかなるミサイルが米国に向かって発射されても、探知して破壊することだ」と強調した。ミサイル防衛の関連行事で当然出てくる言葉だが、米朝高官協議の直前に出た発言なので注目される。2回目の米朝首脳会談で、米国がICBM廃棄の見返りに北朝鮮に終戦宣言と在韓米軍縮小のカードまで出す場合、韓国だけが非核化の旅程で道に迷う境遇になる恐れがある。