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規制改革の新しいパラダイム・規制サンドボックス、年内に1000件でも試みるべきだ

規制改革の新しいパラダイム・規制サンドボックス、年内に1000件でも試みるべきだ

Posted January. 18, 2019 10:07,   

Updated January. 18, 2019 10:07

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政府が規制革新の代表政策として推進してきた「規制サンドボックス」が、昨日初めて施行された。規制サンドボックスは、新産業、新技術の分野で新しい製品やサービスを出すとき、一定期間、既存の規制を免除または猶予させる制度だ。子供たちが砂場で存分に遊ぶことができるように、企業は規制にとらわれず、新事業を試みるべきだという意味で、規制サンドボックスという名前を付けた。

規制サンドボックスの5つの法のうち、4つの法が昨年国会で可決され、そのうち施行令が作られた情報通信融合法、産業融合促進法が昨日発効された。4月は、金融革新法と地域特区法が施行され、最後に残った行政規制基本法も国会常任委員会で可決された。

規制サンドボックスがオープンすると、すぐにKTとカカオペイは「公共機関などのモバイル電子告知の活性化」のための臨時許可を、現代(ヒョンデ)自動車は都心地域の水素自動車の充電スタンド設置のための臨時許可と実証特例を申請するなど、19件が受付けられた。例えば、水素自動車の特例が通れば、高圧ガス安全管理法などによって設置が難しかった水素自動車の充電スタンドも、ソウル市内に設置できるようになる。

規制サンドボックスは、よく運用されれば、いかなる規制改革よりも効果の大きい制度だ。宿泊共有や相乗りなどに関する個別法案が規制との地上戦闘であれば、規制サンドボックスは、大型爆撃機の動員に例えられる。新技術とサービスに関連する規制を一つ一つ解除する必要がなく、ひとまずすべての規制を無視して、市場に新製品を出すことができるからだ。2008年に起業した宿泊共有会社エアベッド&ブレックファストが、世界のどのホテルチェーンよりも成長したように、まず製品を市場に出して、消費者がその効用価値を認めれば、すべての規制や既得権は一夜で説得力を失う。これまであらゆる規制のために、革新的な製品自体が市場に出てこなかった。

米国では、これに似た「先許可後規制」方式が定着して、新産業が著しく発展しているが、韓国は10数年間議論ばかり行われ、今ようやく始まったのである。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は15日、企業家の懇談会で、「今年中に目に見える意味のある規制サンドボックスの適用事例が100件以上出るようにしたい」と語った。これまで規制に縛られていた新産業の育成を急いで先進国に追いかけ行くためには、年間1000件を処理しても足りない。政府はさらに野心的なロードマップで規制サンドボックスを推進してもらいたい。もし副作用が発生した場合は、米国のように、後で補完すればよい。失敗を恐れては革新は起こらない。