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「サンタ―クロス・ラリー」の代わりに「ブラッククリスマス」…差し迫った世界的な景気萎縮

「サンタ―クロス・ラリー」の代わりに「ブラッククリスマス」…差し迫った世界的な景気萎縮

Posted December. 26, 2018 07:35,   

Updated December. 26, 2018 07:35

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クリスマスだった昨日、日本の日経平均株価が5%以上も下落した。中国上海総合指数などのアジアの主要株式市場も下落を見せた。クリスマスイブの24日(現地時間)、ダウ指数が2.9%も下がるなど、ニューヨーク証券市場が暴落した影響だ。同日、ダウ指数の下げ幅は、クリスマス基準ではニューヨーク証券取引所の122年の歴史の中で最も大きかった。ニューヨーク証券取引所が10年間の上昇期を終えて、本格的な停滞期に突入したという分析も出ている。

通常世界の株式市場では、年末から年初にかけて株価が上昇する「サンタ―クロス・ラリー」が続く。消費が増え、投資心理が改善する時期だからだ。しかし、今年は、かえって「ブラッククリスマス」を迎えた。トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)を非難したことが引き金となったが、これは表面的な理由に過ぎなく、否定的な景気予測が投資心理を萎縮させた。景気に敏感な国際原油価格が一日で6%以上下落したことが、この懸念を裏付けている。

経済協力開発機構(OECD)は、今年7月までは3.9%と予測した来年の世界経済成長率を、10月に3.7%に下方修正した。 2008年のグローバル金融危機後、世界経済を支えてきた流動性効果が消えたうえ、新興国の信用収縮まで重なったせいが大きい。このように、景気減速の警告音が鳴ったのは初めてではないが、ニューヨーク証券取引所が4日連続も急落したのは尋常ではない。世界的な景気後退が迫っていることを意味する。

問題は韓国経済だ。韓国もこの流れから脱することは困難だけでなく、輸出依存度の高い小規模開放経済であるため、被害はなおさら大きくなる可能性がある。これまでは半導体の輸出でやっと耐えてきたが、今は半導体好況も終わりが見える。来年の世界の半導体設備投資は、今年より7.8%減少するだろうというのが業界の見通しだ。世界の景気がいい時も、投資と消費、雇用がすべて低迷していてギクシャクしていた韓国経済が、なんとか残っているエンジンさえ失うのではないか心配だ。

今、韓国経済は、雇用不安、家計負債の増加など、悪化する可能性のある悪材料を政府支出で防いでいるのが現状だ。長期的に草の根経済から重厚長大産業に至るまで、経済が正常に動くような構造を作ることが、正しい対応になる。積極的な産業の構造調整と規制革新がそのキーワードと言える。