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革新農業で未来を耕す青年ベンチャー農夫たち

革新農業で未来を耕す青年ベンチャー農夫たち

Posted September. 01, 2018 07:30,   

Updated September. 01, 2018 07:30

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東亜(トンア)日報とチャンネルAが主催する「2018 A FARM SHOW~創農・帰農・帰村博覧会」が昨日、ソウル瑞草区(ソチョグ)なるaTセンターで開幕した。2日まで続く博覧会は、初日から帰農・帰村、または創農に関心のある観覧者1万5000人が入場し盛況だった。観覧者たちは、温室エネルギー統合管理システムや映像認識技術を利用した超精密接ぎ木ロボットといった先端の農業技術を体験しながら革新農夫への夢に一歩近づいた。

とくに注目を集めたのは、中高年層に劣らず博覧会に大きな関心を寄せた青年たちだ。先輩農夫の経験を伝える「農談トークコンサート」には、生きた農業情報を一つでも多く盗もうとする若者たちが席を埋めた。イベントを一つも逃すまいと2泊3日の日程で上京した大学の創農クラブの学生たちもいた。農業は、もはや青年たちが人生をかけて未来を準備する革新産業になった。昨年に帰農・帰村を選んだ人のうち50%が20、30代だったという政府統計が、これを物語る。

核心農業を選択した青年ベンチャー農夫たちが収めた成果には眩しいものがある。コ・スンヨン氏(36)は、農薬や肥料に有用微生物を混入した農法で白菜とジャガイモを栽培し、昨年の売上の半分に当たる1億2000万ウォンの利益をあげた。オランダとデンマークの養豚業を勉強したイ・ジョンデ氏(31)は情報通信技術(ICT)を適用し、温度と湿度を自動制御する豚舎を運営している。国内最低水準の死廃率(0.3%)で安定した収入を挙げている養豚業者だ。キム・ウソン氏(33)は、食用昆虫で酔い覚まし飲料や伴侶動物の栄養剤を作るアイデアを具現した。

今年で5回目を迎える博覧会のテーマを「100年の食材、農業が未来だ。革新農業で100万の雇用創出を」に決めたのは、帰農・帰村を超えて「革新創農」の呼び水になることを狙ったからだ。帰農・帰村人口が昨年に50万を超えており、農業で100万の雇用を創出するのも夢ではない。4次産業革命時代に足並みをそろえる革新農業に青年の雇用があり、大韓民国の未来がある。