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3度目訪朝のポンペオ氏、「期限のない非核化」は失敗を繰り返すだけだ

3度目訪朝のポンペオ氏、「期限のない非核化」は失敗を繰り返すだけだ

Posted July. 04, 2018 08:48,   

Updated July. 04, 2018 08:48

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ポンペオ米国務長官が5日、3回目の訪朝に出発する。米国のサンダース大統領報道官は、「ポンペオ氏が北朝鮮指導者と彼のチームに会うだろう」と述べた。6・12米朝首脳会談の直後と予想された非核化の後続協議が会談から3週間が経過してようやく行われるのだ。ポンペオ氏は、平壌訪問に続き7~8日に東京で日韓の指導者と会い、「最終的で完全に検証された北朝鮮の非核化」を議論すると、国務部は明らかにした。

 

ポンペオ氏の訪朝は、北朝鮮の遅延戦術に続き、核隠蔽説まで提起されて批判が強まる中、行われる。米朝首脳が共同声明で「できるだけ早期に」後続協議をすることで合意したが、北朝鮮は時間を引き延ばして非核化どころか核・ミサイル能力を増強したことが明らかになっている。そのため、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が、「核・ミサイル・生物化学兵器の1年以内の廃棄」を迫っている。当初、非核化の期限を設定しなかったポンペオ氏だが、北朝鮮に「速やかな非核化」を催促しないわけにはいかない状況だ。

それでもこのような米国の要求に北朝鮮が素直に応じるようにはみえない。朝鮮戦争で消息不明となった米兵の遺骨引き渡しという贈り物を渡すのだから、対北制裁緩和のような相応の段階的補償措置を要求することは明らかだ。さらに北朝鮮は、これまで中国との接近を通じて制裁の裏口を開けている。今は北朝鮮がむしろ強い立場だ。それだけ米国の言葉は通じないだろうし、核心議題である非核化ロードマップの設定は後まわしになる可能性も排除できない。

しかし、このような状況は長続きしない。トランプ米大統領がまだ「本当に真剣だと信じる」と言って金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の非核化の真正性に頼っているが、ただ待つことはないだろう。年末の中間選挙を控えた状況で、北朝鮮の時間稼ぎが続くなら、トランプ氏はいつでも米朝首脳会談の前に戻ることができる。今回の訪朝で、ポンペオ氏は断固たる姿勢で非核化のロードマップを確定しなければならない。期限のない非核化の約束は空言にすぎない。あれほど繰り返さないと言っていた失敗した過去の対北交渉を繰り返すことがあってはならない。