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北朝鮮の非核化目標を強化する米国、確固たる国際協力で貫徹させるべきだ

北朝鮮の非核化目標を強化する米国、確固たる国際協力で貫徹させるべきだ

Posted May. 08, 2018 08:40,   

Updated May. 08, 2018 08:40

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北朝鮮外務省は6日、「米国が私たちの平和・愛好的な意思を『脆弱性』と誤認し、私たちに対する圧力と軍事的脅威を追求し続けるなら、問題解決に役立たないだろう」と米国を批判した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が米朝の会談に応じて以降、米国への批判を控えてきた北朝鮮が公開的に対米批判に出たのだ。

米国では非核化の基準を一層厳格に強化する発言が相次いでいる。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は5日、「すべての核兵器、弾道ミサイル、生物化学兵器と関連計画を完全かつ永久的に廃棄することが目標」と述べた。ポンペオ国務長官が2日、「PVID「(Permernant Verifiable Irreversible Dismantling・永久的かつ検証可能で不可逆的な廃棄)概念を提示したのに続き、ボルトン氏も「永久的」廃棄を強調し、生物化学兵器もその対象であることを明確にしたのだ。生物化学兵器は核計画とは別なので韓米両国はこれまで発言していなかった。

米国務省は、弾道ミサイルの技術を利用した北朝鮮の人工衛星の打ち上げも国連決議違反であることを再度強調した。北朝鮮は、2012年の2・29合意で、核実験とミサイル発射の中止を約束しても、同年4月、金日成(キム・イルソン)誕生日の直前に人工衛星の打ち上げだと主張して長距離ミサイル「光明星3号」を発射した前例がある。国連の全会一致の対北朝鮮決議を自ら招き、翌年3回目の核実験を行って韓半島安保危機を招いた前例に照らして、「過去の失敗」を繰り返さないという米国の断固たる態度は当然のことだ。

 

大統領府は、米朝間のこのようなムードに対して、「互いに多くを取り付けようという終盤の駆け引き」と分析した。北朝鮮の対米批判は、韓米合同軍事演習にステルス戦闘機が展開し、国務省が2日、「北朝鮮自由週間」の声明で、「人権侵害の加害者に対する責任追及を求めていく」と明らかにしたことに対する反発の性格が濃厚だ。

しかし、ボルトン氏をはじめ強硬派参謀は、強化した基準を交渉用ではなく所信として強行する可能性が高い。中国国営メディア「環球時報」が7日、北朝鮮外務省の対米批判に言及し、「米朝会談が失敗に終わって原点に戻るなら、国際社会は非常に失望するだろう」と警告したのは、北朝鮮の反発ムードを反映したものとみられる。

このように難題は起こり続けるだろうが、韓米、そして国際協力が堅固なら、北朝鮮の反発を越えられない理由はない。生物化学兵器の廃棄などは平和の道に入るという金正恩氏の発言が本心なら、当然受け入れなければならない事項だ。もし韓国内部で「核以外の事案は出すことをやめよう」といった声が出て、韓米間に意見の相違が生じるなら、その時は小さな難題は越えることが難しい障害に変わりかねない。韓国国民が万に一つでもシリアの子供たちのように化学兵器の犠牲になることがあってはならない。