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米国防長官「韓半島戦争に備えよ」、金正恩氏「スケールの大きな作戦を果敢に展開」

米国防長官「韓半島戦争に備えよ」、金正恩氏「スケールの大きな作戦を果敢に展開」

Posted December. 25, 2017 10:07,   

Updated December. 25, 2017 10:29

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マティス米国防長官が、「韓半島に暗雲が立ち込めている」とし、米軍は韓半島に起こり得る戦争に備える心づもりをしなければならないと強調した。マティス長官は22日(現地時間)、第82空挺師団を訪問し、「平和的に解決する時間はあるが、楽観的に考える理由はない」とし、このように述べた。マティス長官の発言は、国連安全保障理事会が石油精製品の輸出を90%禁止するなど北朝鮮に対する制裁を一層強化する制裁決議案を採択した直後に出された。国際社会の制裁が北朝鮮を一層締め付ける状況で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の冒険主義的挑発に強力な警告メッセージを投じたのだ。

米国の軍事戦略を総括するマティス長官は、これまで軍事的解決策に慎重な態度を見せてきた。しかし最近、「外交的解決策が失敗した後」を論じ、「北朝鮮史上最悪の日」といった強硬な警告発言をしている。在韓米軍の家族の退避についても、マティス長官はまだそのような時ではないとしながらも、「短期間にすぐに退避させる非常対応を計画している」と付け加えた。

 

このような警告にかかわらず金委員長は全く態度を変える素振りも見せていない。金委員長は23日、細胞委員長大会の閉会の演説で、「大胆かつスケールの大きな作戦を果敢に展開する」と述べた。大胆な挑発を警告し、内部の危機を外部に向ける戦術を使っている。先月末に「核武力の完成」を宣言して以来、内部の結束を固めるための宣伝戦に重点を置いているが、再びコーナーに追い込まれれば、無謀な賭けに出る恐れがある。金委員長が予告した「大胆かつスケールの大きな作戦」は、これまで公言した「グアム攻撃計画」のような戦争直前の挑発で現れる可能性もある。北朝鮮外務省も24日、国連決議の通過を受けて、「自主権の侵害であり戦争行為だ」とし、「自衛的核抑止力をさらに堅固にする」と主張した。

米国が内部的に北朝鮮問題解決のデッドラインを来年3月までと決めたため、韓半島の緊張が高まるのは避けられない展開かもしれない。特に平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控えて、北朝鮮は挑発的行動を強化する可能性も高い。しかし、米国は依然として外交的解決策を望む。その忍耐は少なくとも平昌五輪までは続くだろう。マティス長官の言葉通り、金委員長が五輪期間にテロや挑発を強行して全世界に戦いを挑むほど愚かではないだろう。北朝鮮にとって戦争は即消滅を意味する。金委員長は米国の忍耐が限界に達する前に対話に応じなければならない。