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[社説]「介入主義」に切り替えたトランプ氏、北朝鮮に警告した米軍首脳部

[社説]「介入主義」に切り替えたトランプ氏、北朝鮮に警告した米軍首脳部

Posted August. 23, 2017 09:27,   

Updated August. 23, 2017 09:36

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韓半島の有事の際、韓国防衛の責任を負う米国の太平洋司令官や戦略司令官、ミサイル防衛局長官など主要首脳部と韓米連合司令官は22日、合同記者会見を行い、「北朝鮮の挑発行動は、韓国だけでなく米国にも非常に危険だ」とし、「米国のすべての戦略資産と軍事的能力を動員して韓半島を防衛する」と明らかにした。彼らは軍服を着て、「金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は正しい選択をすることを望む」と警告した。記者会見の後、彼らは慶尚北道星州(キョンサンプクト・ソンジュ)の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)基地を訪れ、北朝鮮の挑発に対する防衛の意志を確かめる一方、THAADの追加配備を早急に終えることを期待した。

太平洋司令官は、米国の9つの統合戦闘司令部の中で所轄区域が最も広く、地区の半分に相当する地域を総括し、韓半島戦争の際、米軍支援兵力の大半を管轄する。核戦争力を指揮する戦略司令官は米軍戦略兵器を韓半島に展開する決定権を持っており、ミサイル防衛局長官はTHAADやパトリオットなどミサイル防衛戦力の増員を掌握する。ダンフォード米統合参謀議長の訪韓1週間後に3人の米軍首脳部が同時に訪韓して記者会見までしたことは、北朝鮮に対する厳重な警告であり、韓米同盟に対する米国の強力な信頼を示すものだ。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、訪韓中の米上下院議員に、「制限的な範囲の軍事的オプションの実行も南北の軍事衝突につながり、韓国人だけでなく韓国内の外国人や在韓米軍の生命まで危険にする」とし、「反戦平和」を繰り返し強調した。しかし、米国内のムードは異なる。トランプ大統領が21日(現地時間)、アフガン戦争に対する米軍の積極的な軍事介入の意志を表明した。これはトランプ大統領が孤立主義の外交政策から積極的な介入主義に旋回する宣言という点で、他国のことと考えてはならない。ホワイトハウスも、大統領首席補佐官をはじめ、大統領補佐官(国家安全保障担当)や国防長官、中央情報局(CIA)長官まで皆軍出身者で再編された。

通常兵器の戦争シナリオで行われてきた韓米合同乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン(UFG)演習は、今年初めて核戦争を含む化学兵器戦、サイバー戦、金正恩委員長の除去作戦まで追加されたと、米メディアが報じた。トランプ政権が今回の演習を通じて、「軍事的選択案」が本当に存在するという印象を与えようとしているのだ。米紙ニューヨーク・タイムズも20日、「ホワイトハウスで北朝鮮に対する予防戦争の議論が急浮上している」と伝えた。予防戦争は、先制攻撃で全面戦争を防ぐ概念だ。

しかし、北朝鮮は22日、UFG演習に対して「報復と懲罰」云々し、グアムへのミサイル発射の映像を公開した。韓半島の危機を呼び起こしたのは全面的に北朝鮮の金委員長だ。介入主義に切り替えたトランプ大統領の次のターゲットが金委員長になる可能性が高い。平和は守らなければならないが、力のない平和は砂上の楼閣だ。韓国も緊張を緩めず覚悟を固める時だ。