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永遠なる青春、呂運亨

Posted March. 22, 2019 08:33,   

Updated March. 22, 2019 08:33

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夢陽・呂運亨(ヨ・ウンヒョン)への評価は極端である。進取的な独立運動家と無節操な日和見主義者という評価に分かれ、透徹した民族主義者と進歩的社会主義者という評判に分けられる。ジョン・ホッジ中将の政治顧問だったウィリアム・ラングドンは、東洋の偉人であり、マハトマ・ガンジーと肩を並べるほどの人物だと主張した。しかし、ホッジ中将は、「白ユリではなく、非常に狡猾な人物だ」と評価した。夢陽は、ハンサムですらりとした身長に壮大な気骨をそろえ、相手にできる人がいないほど力が強く、スポーツ万能であるうえ、ファッション感覚にも優れていたし、性格が善良で、英語・中国語・日本語を駆使できた。しかし、このような極端的な評価のためか、恵まれないといえるほど人生が複雑多難で、結局暗殺された。それなら果たして彼はどのような人だったのだろうか?

躊躇ったり、書き換えた跡がなく、筆画の最初の部分にねじりがなく、まっすぐなのは素直で純粋な性格を物語っている。友人とよく付き合っていた夢陽は、自宅にお金や物を同志たちがほしがると、全て配った。近所で喪事があれば、僕や平民の事であるほど、よりよく面倒を見た。右に行くほど急に上がり、前向きな明るい傾向であることが分かる。多くの人が「夢陽は永遠の青春」だったと口をそろえた。ジャーナリストのイ・グァングは一言で「生き生きしていた」と振り返る。

正方形で非常にまっすぐで、生真面目で学んだ通りにすることを示している。狡猾な人が使う縦に長い文字とは程遠い。夢陽は酒、タバコ、ギャンブルのような趣味は全然なかったし、唯一読書と思索、運動だけに深い趣味を持っていたという。名前の最初の文字が大きくないことを見れば、誇示慾や舞台気質は多くなかった。筆画が清潔で無駄のないことを見れば、ホッジ中将の評価通り、卑劣なようではない。むしろ民族的、道徳的、革命的純度性に合致する字体である。