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長老芸術家の金丘林氏「英韓国文化院が名誉を毀損した」

長老芸術家の金丘林氏「英韓国文化院が名誉を毀損した」

Posted July. 12, 2017 07:48,   

Updated July. 12, 2017 08:27

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長老前衛芸術家の金丘林(キム・グリム)氏(81・写真)が、駐英韓国文化院で行われている美術展示が、自分の名誉を毀損したと主張し、韓国文化院の龍昊聲(ヨン・ホソン)院長と関連キュレーターなどを相手に法的対応に出るという立場を明らかにした。

金氏は11日、東亜(トンア)日報との電話取材に対し、「先月27日、英ロンドンの駐英韓国文化院で開幕した『リハーサル・フロム・ザ・コリアン・アバンギャルド・パフォーマンス・アーカイブ』(8月19日まで)に展示された私の作品『1/24秒の意味』が、他人の作品であるかのように紹介され、私の名誉が大きく失墜した」と主張した。

さらに金氏は、「私と仲の悪かった故キム・ミギョン美術評論家が『1/24秒の意味』について書いた解説が、この展示のリーフレットに検証されずに紹介された」と語った。このリーフレットには、「他の芸術家たちが参加したにもかかわらず、現在、金丘林が著作権を持っている。最も遅く合流した参加者が金丘林だ」などと書かれているという。

これに対して駐英韓国文化院側は、「キム・ミギョン評論家の文章は昨年、米ニューヨーク現代美術館(MoMA)で発表された内容だ」とし、「金作家の問題提起後、配布を中止した」と明らかにした。しかし、金氏は、「1/24秒の意味を所蔵している英国のテートモダン美術館と韓国国家イメージがすでに冒涜された」と主張した。



金善美 kimsunmi@donga.com