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遠くに出かけなくても…「漢江での避暑」はいかが

遠くに出かけなくても…「漢江での避暑」はいかが

Posted July. 12, 2017 07:48,   

Updated July. 12, 2017 08:29

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避暑といえば自然に浮かぶ海がソウルにはない。都市を貫通する漢江(ハンガン)が海の代わりとなる。今年も漢江避暑客を迎えるための様々なプログラムが用意された。

ソウル市漢江事業本部は、21日から8月20日まで、市内の11の漢江公園で「2017漢江丸ごと夏祭り」を開催すると、11日明らかにした。2013年から始まって、今年で5回目を迎える漢江丸ごとは、毎年1000万人を超える人が訪れるソウルの代表的夏祭りとなっている。昨年は1170万人が漢江公園を訪れた。

今年は、「再発見する漢江の使い方」というテーマで、水遊びと水上レジャースポーツ、公演や展示をはじめ、80個のプログラムを披露する。全体の70%である55のプログラムは無料である。

これらのプログラムの中で、ソウル市が選んだ今年のベストプログラムが目を引く。段ボールとビニールラップを利用して作った船で、漢江でレースを繰り広げる「紙船競走大会」、漢江の怪物と水の戦いを繰り広げるコンセプトの「水の戦い祭り」、橋の下が劇場や書店に変身する「橋の下の映画祭・古本屋祭り」、国内唯一の漢江夜間一周ウォーキングプログラム「ナイトウォーク42K」などである。

多彩な公演も見ることができる。チャラ島国際ジャズフェスティバルの人気公演を漢江でも行う「真夏の夜のジャズ」、人気ラッパーたちが出演する「2017ハートビート・フェスティバル」などだ。不気味な恐怖を味わいながら暑さを冷やす「ホラーテーマパーク」も造成される。砂浜の代わりに「川沿いの人工砂浜」も用意される。毎週日曜日にフードトラック100台が集まる「グルメパーティー」、世界各国の代表的食べ物を味わえる「グローバルフードフェスティバル」など、食べ物も豊富に楽しむことができる。

ソウル市漢江事業本部の劉載龍(リュ・ジェリョン)本部長は、「遠く離れることなく、近くの漢江公園で真夏の暑い昼と夜を楽しく涼しく過ごしてほしい」と話した。詳細については、漢江丸ごとホームページ(hangan.seoul.go.kr/project2017)で確認できる。



黃泰皓 taeho@donga.com