ロイターは、調査専門会社「クラリベイト・アナリティックス」と共同で、2010~2015年のアジア大学の力量を総合分析し、上位75大学の順位を、8日公開した。この調査の発表は、昨年(2009~2014年)に続き、今年は2回目だ。KAISTは昨年も首位だった。
アジア最高の革新大学ランキングは、特許実績と産業化論文を基準に大学の産業革新能力を評価する。特許出願数や特許成功率、国際特許、特許引用件数、特許引用比率、特許引用論文の影響力など、10項目で評価する。ロイターは、「首位となったKAISTはこの5年間で923件の特許を出願し、外部研究者らがこの特許を頻繁に引用して高い点数が付けられた」と明らかにした。
一方、昨年の発表では3位だったソウル大学は2位に上がり、5位だったポステックは4位、8位だった成均館(ソンギュングァン)大学は5位と順位を上げた。15位だった漢陽(ハンヤン)大学は10位に上がった。全体数では、香港を含む中国が25校で最も多かった。韓国は22校、日本は19の大学がそれぞれ含まれた。この他、豪州は5校、シンガポールは2校、インドの1校などだった。
전승민 チョン・スンミン記者 enhanced@donga.com