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東南アジアの韓流ツアー客を誘致せよ ソウル市が総力戦

東南アジアの韓流ツアー客を誘致せよ ソウル市が総力戦

Posted May. 25, 2017 08:40,   

Updated May. 25, 2017 08:40

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ソウル市が東南アジアの国々から韓流ツアー客の誘致に総力で取り組んでいる。

当初、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が21日から25日まで直接ツアー客誘致に乗り出す予定だったが、19日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領のアジア諸国連合(ASEAN)特使として派遣され、朴市長に代わってリュ・ギョンギ行政1副市長がマレーシアをはじめ東南アジアの国々を訪問して集中攻略に乗り出した。

東南アジアは中国政府の高高度ミサイル防衛システム(THAAD)配備に対する報復措置で中国のツアー客が減少したことを受け、ソウル市が対案として最も注目した地域だ。買い物に集中する中国ツアー客に比べて東南アジアのツアー客は韓流コンテンツへの関心が高く、安定した観光需要があるという見方もある。実際、昨年に韓国を訪問した東南アジアのツアー客は220万人を超えた。前年に比べて40%近く増加した。とくにインドネシアの観光客は53%も急増した。

リュ副市長は22日、インドネシアのジャカルタで韓国の31社が参加した中、ソウル観光説明会を開き、攻撃的なマーケティングを展開した。23日、マレーシアのクアラルンプールではレッド・ベルベッドなど有名なKポップス歌手による公演とPR活動を結び付けたトークコンサートを開く。リュ副市長は直接ステージに立って1万の観客の前で「ソウルへ7017」をはじめソウルの観光名所を紹介した。

ソウル市は東南アジアの観光客向けに便宜を提供するため、ソウル市内の主要観光地の案内板と案内冊子にタイ語をはじめ東南アジアの言語表記を増やす予定だ。また外国人観光客に購入額の最大80%までの割引値段で提供する買い物フェスティバル「ソウル・サマーセール」を7月末まで行う。イベント期間にも台湾やタイ、シンガポールで観光説明会を開催することにした。



洪禎秀 hong@donga.com