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世界100ヵ国で同時多発のランサムウェア攻撃、英病院など麻痺

世界100ヵ国で同時多発のランサムウェア攻撃、英病院など麻痺

Posted May. 15, 2017 08:47,   

Updated May. 15, 2017 08:49

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世界の100カ国以上で同時多発的にランサムウェア(Ransomware)攻撃が発生した中、国内大学病院や企業でも感染兆候が確認された。

「ワナクライ(WannaCry)」と呼ばれる新種ランサムウェアは、従来と異なって、インターネットのネットワークに接続されているだけでパソコンを感染させており、被害が膨らんでいる。週末を終え、公共機関と民間企業のコンピュータの電源が付けられるは15日が、国内ランサムウェア拡散の分岐点になるだろうとみられている。

14日、韓国インターネット振興院(KISA)によると、同日午後4時基準でランサムウェアの被害が疑われると連絡したところは6ヶ所ある。このうち3カ所は、正式に被害届を出した後、政府に支援を要請した。ランサムウェア感染兆候が現れたと政府に連絡した企業の中には、大学病院も含まれているという。KISA側は、「正式に支援を要請し業者に対しては、今回拡散されたランサムウェアなのか感染経路を確認している」と説明した。KISAは、ランサムウェアの被害懸念が高まると、追加拡散を防ぐために、13日、セキュリティ専門サイト「保護ナラ」にランサムウェアの予防と感染経路を説明する「ランサムウェアの攻撃主義」と題した公示文を掲載した。政府は14日現在、サイバー危機警報段階の引き上げを検討している。

今回の新型ランサムウェアは、マイクロソフトのウィンドウズ運営体制の脆弱性をつけこんで、別のファイルをダウンロードしなくてもコンピュータを感染させるため、被害拡散の速度が速いのが特徴である。この悪性コードを開発したサイバーテロ団体は、重要ファイルを暗号化した後、そのファイルを復元する条件として、約300~600ドル(約34~68万ウォン)のビットコイン(仮想通貨)を要求している。個人も支払えるだけの金額を示すことで、収益を最大化する戦略をとっている。

今回のランサムウェアで、英国では国の保健サービス網が麻痺するなど、少なくとも7万5000件の被害事例が確認された。



林賢錫 lhs@donga.com · 申水晶 crystal@donga.com