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「韓流ブーム」のタイに韓国語教員58人を派遣

「韓流ブーム」のタイに韓国語教員58人を派遣

Posted May. 12, 2017 08:55,   

Updated May. 12, 2017 08:57

한국어
タイでの韓流ブームなどにより、韓国語を正式科目に採用する学校が増えていることを受け、教育部が韓国語教員58人をタイ現地の中高校58校に派遣したと、11日明らかにした。

これらの教員は、来年3月まで現地に滞在しながら、第2外国語の正規科目に編成された韓国語を教える。派遣教員は学士号を持っており、国語基本法による韓国語教員資格2級以上を取得している。

教育部は、タイ政府から要請を受け、2011年から毎年60人程度の韓国語教員をタイに派遣しており、派遣教員の滞在費などは両国政府が共同負担している。

タイで韓国語を正規科目に採用した学校は、2010年は11校に過ぎなかったが、昨年は82校へと大幅に増えた。タイの最高名門高校「トリアム・ウドム・宿舎高校」も含まれている。韓国語学習者は、2010年の約600人から昨年は約3万人に、韓国語能力試験(TOPIK)の受験者も、2013年の1603人から昨年は4190人に増えた。

教員派遣事業とは別に、教育部は2014年から、タイ人を韓国語教員として養成する事業も実施している。教育部は、タイだけでなく、米州、欧州、アジアなど18カ国、41ヵ所に設置された韓国教育院を通じて、海外での韓国語教育を支援している。正規教育課程(放課後学校を含む)に韓国語を採用する国や学校数は、2014年の26カ国、1111校から、昨年末基準では29カ国、1309校に増えた。



柳德泳 firedy@donga.com