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65歳以上の高齢者数が15歳未満の児童数を上回った

65歳以上の高齢者数が15歳未満の児童数を上回った

Posted May. 09, 2017 10:52,   

Updated May. 09, 2017 10:57

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5日は児童数が高齢者人口に逆転された初の子供の日になった。

行政自治部の住民登録人口統計によると、今年3月末基準に満65歳以上人口(710万3678人)は満0~14歳(687万3722人)より22万9956人多かった。2008年に行政自治部が現在のシステムで住民登録統計を取り始めて以来初めてのこと。

昨年5月には15歳未満が698万6589人で65歳歳以上の687万1390人より11万5199人多かった。ところが、この10ヵ月で15歳未満人口は11万2867人減少し、65歳人口は23万2288人が増えたのだ。児童数と高齢者数が逆転されたのは昨年10月だった。有効な少子化対策が打てない中で、新生児が高齢者人口を相殺するほど生まれていないことを意味する。

子供と高齢者を分ける明確な基準はない。ただ、経済協力開発機構(OECD)は生産可能人口を基準に15歳未満と65歳以上を、それぞれ子供と高齢者に区別している。

国連は65歳以上人口が全人口の7%を超えれば高齢化社会、14%を超えれば高齢社会、20%を超えれば超高齢社会と呼んでいる。韓国は2018年の高齢者の割合が14・3%となり高齢社会入りするものと予想されている。2008年には全人口で15歳未満は17.2%、65歳以上は10.2%だった。しかし今年3月末現在、15歳未満は13.3%65歳以上は13.7だった。



盧志炫 isityou@donga.com