Go to contents

KAI、ペルーに武装訓練機20機を納入

KAI、ペルーに武装訓練機20機を納入

Posted April. 10, 2017 08:44,   

Updated April. 10, 2017 09:00

한국어

韓国航空宇宙産業(KAI)が製作した国産輸出用武装兼用訓練機KT-1P(写真)20機が、ペルー空軍にすべて引き渡された。

KAIは9日、ペルーの首都リマのラスパルマス空軍基地で7日(現地時間)にKT-1Pの最終納入行事を開いたと発表した。行事には、ペルのペドロ・パブロ・クチンスキ大統領、ペルのホルヘ・ニエト・ モンテシーノス国防長官、河成龍(ハ・ソンヨン)KAI社長、張根鎬(チャン・グンホ)駐ペルー大使らが出席した。

KAIは2012年、ペルーと2億ドル(約2280億ウォン)相当のKT-1Pの輸出契約を交わした。4機は韓国で作り、残りの16機は、ペルー現地に工場を建設して生産した。KT-1Pは、韓国技術で開発された基本訓練機「KT-1」と戦術統制機「KA-1」を基盤に、抗戦機器や武装能力を向上させて作った多目的航空機だ。今回引き渡したKT-1Pは、ペルー空軍の既存のEMB-312やMB-339などの老朽化した訓練機と武装機を代替する予定だ。

KAIの河成龍社長は、「KAIの技術で作ったKT-1Pが、ペルー空軍の戦力強化に貢献することを期待する」と語った。

KAIは、ペルー事業を成功裏に終えたことで、現在、他の国を対象に進めているKT-1基本訓練機とT-50高等訓練機の輸出プロジェクトにも、前向きな影響を与えるだろうと期待している。



李恩澤 nabi@donga.com