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懸賞金50万ウォンの自然産スケソウダラが水揚げされた

懸賞金50万ウォンの自然産スケソウダラが水揚げされた

Posted April. 07, 2017 08:38,   

Updated April. 07, 2017 08:38

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「貴重な体」スケソウダラが捕まった。

6日、慶尚北道蔚珍郡(キョンサンブクド・ウルジングン)によると、5日午前10時頃、蔚珍郡箕城面沙洞港(キソンミョン・サドンハン)から東の方に約16キロ離れた海で、長さ55センチほどのスケソウダラ(写真)1匹が捕獲された。スケソウダラは、網漁船(6.6トン)がタラを捕獲するために水深約100メートル(水温12度)にかけておいた網にかかった。スケソウダラは肉がプリプリしていて、活力が良好な状態だった。人工放流の痕跡は見つからなかった。スケソウダラは2000年以降、国内から姿を消したと伝えられる。水温の変化と乱獲のせいだ。現在、食卓に上がるスケソウダラのほとんどはロシア産だ。

海洋水産部は2014年から、国民の魚である「スケソウダラ再生プロジェクト」を進めている。2021年までに248億ウォンをかけて、人工授精技術や放流事業、完全養殖を開発している。特に自然産1匹に懸賞金50万ウォンをかけて、スケソウダラ確保に必死になっている。昨年6月は、江原束草市(カンウォン・ソクチョシ)の沖に背びれに名札をつけた若いスケソウダラ約1000匹を放流した。2015年に人工授精で培養した後、放流したスケソウダラが東海に生息していることも、今年1月に確認された。

蔚珍郡は、自然産スケソウダラの学術的価値が高いと判断して、国立水産科学院・東海水産研究所に今回水揚げされたスケソウダラを送った。東海水産研究所は、スケソウダラを獲って通報した船長に50万ウォンを支給する予定だ。



張泳勳 jang@donga.com