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漢陽都城、ユネスコ世界遺産登録ならず

Posted March. 22, 2017 08:31,   

Updated March. 22, 2017 08:31

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600年以上もソウルを取り囲んでいる漢陽(ハンヤン)都城が、世界遺産に登録できなくなった。文化財庁は、ユネスコの諮問・審査機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS・イコモス)から最近、漢陽都城が登載不可決定を受けたと、21日明らかにした。これを受け、世界遺産登録申請も撤回することにした。イコモスは、各国が登録しようとする遺産を審査して、「登録勧告」、「保留」、「差し戻し」、「登載不可」のいずれかを選択して、ユネスコ世界遺産センターに伝える。

文化財庁によると、漢陽都城は真正性と完全性、保存管理計画においては十分な要件を整えているが、世界遺産である他の都市の城壁と比較して、「優れた普遍的価値(Outstanding Universal Value)」を満たしていないという評価を受けた。



孫曉林 aryssong@donga.com