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京仁高速道路の仁川区間を文化交流中心の一般道路に

京仁高速道路の仁川区間を文化交流中心の一般道路に

Posted March. 08, 2017 07:52,   

Updated March. 08, 2017 07:52

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仁川市(インチョンシ)は7日、一般道路に変わる京仁(キョンイン)高速道路の仁川区間の10.45キロの開発構想案を発表した。仁川港周辺の仁川起点で西仁川インターチェンジ区間の擁壁と防音壁を撤去し、2026年までに文化コミュニケーション中心の一般道路(俯瞰図)に生まれ変わらせる。

京仁高速道路は1968年に開通した国内初の高速道路であり、高度成長の牽引車の役割を果たしてきたが、仁川都心を横断しているので、地域発展のネックだという指摘が多かった。これを補完するため、西仁川インターチェンジ~西区(ソグ)青羅(チョンラ)国際都市との7.49キロを結ぶ京仁高速道路の直線化区間が、2014年9月に完成した。さらに、曲線となっている従来の仁川区間が一般道路に変わる。政府は、常習的な渋滞区間である西仁川インターチェンジ~ソウル新月(シンウォル)インターチェンジは、2025年までに地下化することにした。

京仁高速道路の一般道路化区間は、道路を縮小する代わりに、広域バスや市内バス、トラム、BYR(幹線急行バス)と連携する公共交通機関を中心に交通システムを改善する。徐々に中大型貨物車を迂回させ、速度制限を強化することにした。また、仁荷(インハ)大学周辺の文化芸術空間、道禾(トファ)と仁川橋周辺の4次産業革命ベースキャンプ、石南(ソクナム)駅周辺の複合開発など、9つの生活圏域に分けて開発する。

仁川市は、1段階である仁川起点~仁荷大学の1.8キロの開発事業は2020年に、2段階である仁荷大学~道禾インターチェンジの区間は2023年に、2段階の残りの区間は、2026年までに完了する方針だ。事業が完了すれば、公園や緑地16万7000平方メートル、文化施設9万6000平方メートルができる。

仁川市はまた、民間資本1兆3409億ウォンを投入して、第2京仁高速道路の文鶴(ムンハク)インターチェンジ~西区黔丹(コムダン)地域の18.2キロ区間に、地下高速化道路を2024年までに建設することにした。地下道路が完成すれば、西仁川インターチェンジ~新月インターチェンジは現在より10分、松島(ソンド)国際都市~黔丹区間の車両通行時間は45分が減るものとみられる。



朴喜梯 min07@donga.com