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無人自律走行バス、12月に板橋で初運行

無人自律走行バス、12月に板橋で初運行

Posted January. 06, 2017 08:27,   

Updated January. 06, 2017 08:30

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「第4次産業革命」を代表する製品と言われている無人自律走行車が今年12月、京畿城南市板橋(キョンギ・ソンナムシ・パンギョ)新都市で初披露される。手のひらの静脈だけで決済が可能な「バイオペイ」も、6月末まで導入される。

企画財政部や国土交通部、金融委員会などは5日、ソウル鐘路区(チョンノグ)にある政府ソウル庁舎でこのような内容を柱とする経済分野の今年の主要業務計画について、黃敎安(ファン・ギョアン)大統領権限代行に報告した。

無人自律走行車は、新盆唐(シンブンダン)線の板橋駅と板橋創造経済バレー(片道2.5キロ)の区間で、時速30キロで走る12人乗りバスで運営される予定だ。国内で一般人が乗る無人車が、道路を走るのは今回が初めてだ。来年2月に開かれる2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪でも、自律走行バスが披露される予定だ。

クレジットカードや現金無しに生体認証だけでモノを購入できるシステムも構築される。手のひらの静脈を予め登録後、売り場内の本人認証装置に手のひらをかざせば、決済が終わる仕組みだ。

政府は、弾劾政局で政治的不確実性が膨らんだことを考慮して、第4次産業革命に備えた事業など、誰が次期政権を握っても無難に推進できる内容で業務報告を埋めた。そのため、年2%台の低成長の長期化や少子高齢化など、韓国経済を脅かす引き金を取り除く根本的で敏感な内容は、その大半が外されているという指摘が出ている。サービス業の育成や規制撤廃など、与野党間の見解が激しく対立している政策も、その多くが姿を消した。

黄権限代行はこの場で、「すべての国政運営の中心を雇用において、積極的な財政投入や海外進出支援の拡大、ベンチャー創業支援などを通じて企業の雇用創出を積極的に支援しなければならない」と語った。



世宗市=パク・ヒチャン記者 ramblas@donga.com