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検察、オキシーの現・元代表など20人の会社メールを押収捜索

検察、オキシーの現・元代表など20人の会社メールを押収捜索

Posted April. 13, 2016 07:22,   

Updated April. 13, 2016 07:30

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加湿器殺菌剤死亡事件を捜査している検察が、殺菌剤メーカーであるオキシーレキットベンキーザーの現・元職代表など、関係者200数人の会社の電子メールなどを押収捜索したことが、12日確認された。220人に上る被害者の遺族を全員調査して、加湿器の殺菌剤のせいで被害者たちが死亡したという結論を下した検察は、オキシーの関係者らを間もなく呼んで、取り調べを行う予定だ。

ソウル中央地検・特別捜査チーム(チーム長=李喆熙刑事2部長)が、毒性成分の入った加湿器殺菌剤を製造販売したオキシーレキットベンキーザーの関係者らを来週明けから次々と呼ぶことにしたという。これといった毒性実験も行わずに加湿器殺菌剤の原料成分をPHMG(ポリヘキサメチレングアニジン)に切り替えた2001年と、肺線維化による死亡被害者が続出した2011年以降の会社の経営陣などが主要対象となっている。検察はまた、「殺菌剤成分と被害者死亡との間に因果関係はない」という内容の報告書を提出したソウル大学や湖西(ホソ)大学の研究グループが実験結果を操作したのかを解明するため、彼らがオキシーとやり取りした公文や電子メールを全て押収して分析している。

一方、検察はオキシー側が、加湿器殺菌剤の使用による後遺症を訴える消費者らのネット上の書き込みを削除した疑惑についても捜査に乗り出している。

チャン・グァンソク記者



김준일기자 jikim@donga.com · 장관석기자 キム・ジュンイル記者 jks@donga.com