Go to contents

「領海を守れ!」 同じ潜水艦に乗る父子海軍誕生

「領海を守れ!」 同じ潜水艦に乗る父子海軍誕生

Posted January. 07, 2019 07:25,   

Updated January. 07, 2019 07:25

한국어

海軍が1984年に潜水艦を運用して以来、初めて同じ潜水艦で勤務する父子が誕生した。

 

6日、海軍によると、「初の父子潜水艦乗務員」になった主人公は、昨年5月に実戦配備された1800トン級潜水艦「洪範図(ホン・ボムド)」で勤務する父親のチョン・サンボン准尉(49)と息子のチョン・ハンミン下士(24)。

 

息子のチョン下士は4日、父親が勤める洪範図に配属された。潜水艦の機関分野を担う父親は、潜水艦ディーゼルエンジンを担当する推進機関士として配属された息子の分隊長になった。

2017年2月、副士官に任官したチョン下士は、潜水艦で勤務するために潜水艦志願条件である水上艦の1年勤務を終え、昨年6月に潜水艦乗務員に志願した。6ヵ月間の教育を受けた後、父親がいる洪範図で任務を開始した。チョン准尉は今月末まで洪範図で勤めた後、陸上勤務に職務が移る予定だ。父子が1ヵ月ほど水中で共に勤務することになる。

チョン准尉は、韓国潜水艦の歴史の生き証人でもある。1996年に潜水艦基本課程を修了し、20年以上潜水艦部隊で働いた。潜水艦乗務員の期間だけでも14年にのぼる。2007年から実戦配備された1800トン級潜水艦の引受要員として活躍するなど、海軍で1800トン級潜水艦運用の礎石を築いた人物とされる。

チョン准尉は、「息子が基本に忠実で、行動の前に考える慎重な乗務員になることを望む」と語った。息子のチョン下士は、「潜水艦に志願すると父に言うと、難しい潜水艦乗務員の道を自ら選び、感心だと言ってくれてうれしかった」とし、「生涯、大韓民国の海を守ってきた父親について、最精鋭の潜水艦乗務員になり、領海をしっかり守る」と抱負を述べた。

海軍は、チョン准尉の次男で水上艦で勤務するチョン・スミン中佐(23・進級予定者)も潜水艦乗務員になる計画があると伝えた。


孫孝珠 hjson@donga.com