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延坪島灯台、45年ぶりに再び灯りを照らす

延坪島灯台、45年ぶりに再び灯りを照らす

Posted November. 26, 2018 08:55,   

Updated November. 26, 2018 08:55

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1974年1月に稼動が中止となった仁川甕津郡延坪島(インチョン・オンジングン・ヨンピョンド)の灯台(写真)が南北の雪解け雰囲気に支えられ、45年ぶりに再び灯をともすと見られる。

海洋水産部は25日、「南北関係の改善に伴う延坪島操業条件の変化を考慮して、この島の西南端の丘にある灯台を補修して、早ければ来年に再び点灯する計画だ」と明らかにした。

延坪島灯台は1960年3月に設置され、全国から集まってくるイシモチ漁船の案内役の役割を果たした。しかし、灯台の光がスパイの海上浸透に役立つという指摘により、1974年1月に灯台の灯りが消えた。

現地調査の結果、補修作業をすれば延坪島灯台の再稼働には問題がないと、海洋水産部は見ている。これにより、海洋水産部は国防部と海上警察、仁川市、甕津郡、延坪島の漁民などと、灯の明るさと灯火装置の種類、点灯時間などについて協議する方針だ。海洋水産部は西海(ソヘ)の最北端の島、白翎島(ペクリョンド)の灯台は設備があまりにも古く、再利用するのは難しいので、必要な場合は新しい灯台を建設する方向で検討している。1963年に設置された白翎島灯台も、延坪島灯台と同じ理由から、1974年5月に稼働を停止した。


車埈昊 run-juno@donga.com