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国防部、兵士の平日外出制度を試験運営

Posted August. 20, 2018 08:45,   

Updated August. 20, 2018 08:45

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兵士も平日、日課を終えた後、部隊を出て私的な用事をすることができることになる。

国防部は19日、陸海空軍13の部隊を対象に20日から10月31日まで、兵士の平日外出制度を試験運営すると明らかにした。

国防部部隊管理訓令によると、現在も指揮官の承認の下、兵士の平日外出は可能だ。しかし、この条項は事実上死文化した状態で、平日の外出を施行する部隊はほとんどなかった。国防部は、「国防改革2.0」の一環として、兵士の休息を保証し、社会との意思疎通を活性化するために平日の日課後の外出を積極的に許可する方針だ。

国防部はまず、陸軍第3師団、第7師団、海軍第1艦隊、海兵第2師団第8連隊、空軍第1戦闘飛行団など13の部隊で平日の外出を試験運営する。外出の目的は、両親など家族との面会、病院診療、分隊・小隊団結活動などに制限され、指揮官の裁量によって外出が許可される。

外出時間は日課が終わる午後6時からで、夜の点呼時間の午後10時前には部隊に戻らなければならない。外出区域は部隊別指揮官が指定する地域に限られる。外出しても飲酒はできない。その代わり、指揮官の裁量によってネットカフェの出入りは許される。

軍事態勢維持のために平日の日課後の外出可能な人員は、陸軍基準の休暇および外出・外泊者を含め該当部隊兵力の35%以内に制限される。国防部は、試験運営の中間評価を2回実施し、年末にも全部隊で施行するかどうかを決定する方針だ。国防部関係者は、「将兵や親の意見、軍事態勢、軍規律などを十分に考慮して、年末までに合理的な案を講じる」と話した。


孫孝珠 hjson@donga.com