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韓国戦争の希少品1000点をオークションで会う

韓国戦争の希少品1000点をオークションで会う

Posted June. 07, 2018 10:54,   

Updated June. 07, 2018 10:54

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3月に初披露されて大きな話題を集めた「東亜(トンア)オークション」が、19日午後3時、ソウル西大門区(ソデムング)にある東亜オークションギャラリーで第2回オークションを開催する。東亜日報が後援する今回の行事には、韓国戦争と韓国近現代史に関連する貴重な芸術品と史料が大量に出品され、注目を集めている。

東亜オークションによると、第2回のオークションには第1回のイベントより参加物品が約20%増えて、計309件の芸術品や史料が披露される。分野別では、△版画と古画、現代画などの西洋美術(61件)、△書道作品、屏風などの東洋美術(34件)、△「解語花で時代を読む」というテーマで用意された妓生関連芸術(35件)、△韓国戦争関連写真や遺品(73件)、△古書などの図書(53件)などだ。古文書や陶器、美術品など、250件余りの作品を披露して愛好家から熱い注目を受けた1回目より分野も規模も大幅に増えた。

特に、今回出品された73件の韓国戦争関連競売品は、個々の資料数で計算すれば約1000点に及ぶ膨大な量であるため、注目に値する。これまで韓国戦争をテーマにした美術・文化財展示は珍しくなかったが、近現代韓国史で最大事件ともいえる韓国戦争に関する膨大な歴史的資料がオークションで世の中に紹介されることは、極めて異例のことだ。

このほか、旧韓末「話を理解する花」と呼ばれた妓生の生活を垣間見ることのできる史料とマルク・シャガール、サルバドール・ダリ、パブロ・ピカソ、グスタフ・クリムトなどの著名な欧州芸術家たちの作品もオークションに出てくる。世界的な日本のポップアート作家奈良美智の作品も注目するに値する。

一方、東亜オークションは、オークションの参加者が対象物品を事前に確認できるように、参加物品の常設展示を運営する。オークションに出てくる資料は12日から、ソウル西大門区にある東亜オークションギャラリーで確認できる。毎日午前10時から午後6時まで、オークション当日は午後2時まで。お問い合わせは02-362-5110まで。www.dauction.kr


趙允卿 yunique@donga.com