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スマホ中毒のリスク、女子学生が2倍も高い

スマホ中毒のリスク、女子学生が2倍も高い

Posted June. 06, 2018 07:31,   

Updated June. 06, 2018 07:31

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イ某氏(47)は、最近、「スマートフォン中毒」の中学1年生の娘のせいで頭が痛い。心配だったので娘のスマートフォン利用時間を確認するアプリケーションをダウンロードしたところ、一日の利用時間がなんと3~4時間に及んだ。イ氏は、「友達とSNSをやり取りし、防弾少年団など好きな歌手の動画を確認するためにほとんどの時間を使っている」とし、「10歳の息子は、むしろゲームを少しするだけで、スマートフォンをほとんど使わない」と話した。

女性青少年のスマートフォン中毒の危険が男性青少年の2倍に達することが分かった。よく男性がインターネットやモバイルなどの情報技術(IT)機器に中毒しやすいという認識とは裏腹の結果だ。

梨花(イファ)女子大学薬学部のクァク・ヘソン教授チームは、スマートフォンを使う中高校在学生1796人(男性820人、女性976人)を調査した結果を、5日明らかにした。中毒危険性の高い若者を選別する方法は、韓国情報化振興院が開発した評価方法に従った。調査対象青少年のスマートフォン中毒リスク群の割合は、女性青少年が23.9%で、男性の若者の15.1%よりはるかに高かった。複数の変数を平準化して相対的な危険度を比較したところ、女性青少年のスマートフォン中毒の危険が男性の2倍に達した。

女性青少年のSNSとメッセ―ジの使用率がはるかに高いことが原因と分析された。男性青少年のSNS利用率は全体の26.5%であるのに対し、女性は41.2%に達した。メッセージアプリの使用率も女性が23.6%、男性は12.8%で、女性青少年が2倍も高かった。


李美智 image@donga.com