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車の円滑な通行から歩行者中心の交通環境に、交通政策の考え方に様代わり

車の円滑な通行から歩行者中心の交通環境に、交通政策の考え方に様代わり

Posted June. 04, 2018 09:06,   

Updated June. 04, 2018 09:06

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横断歩道は歩行にやさしい環境を構築するのに最も重要だ。あちこちの広くて狭い車道によって遮られた生活空間を、横断歩道が繋いでくれるからだ。歩行者が自由に歩き回ることができてこそ、都市も本来の機能を果たすことができる。

歩行者中心の交通環境を作るための第1課題は、横断歩道を増やすことだ。政府は2016年11月に道路交通法施行規則を改正し、都心住宅地道路の横断歩道の間隔を従来の200メートルから100メートルにまで減らせるようにした。大勢の人が通う住宅街の道路には、横断歩道をよりこまかく作ることができるようになった。歩行者が安全に道を渡ることが、車両通行速度を高めることより重要であることを意味する。

過去の交通政策は、車両の円滑な疎通に重点を置いた。都市計画も同様なので、歩道橋や地下道が多く設置された。しかし、最近、政策の焦点は180度変わった。住宅地だけでなく、車両通行量が多い幹線道路、補助幹線道路のような大きな道路にも横断歩道がたくさんできる。ソウル、釜山(プサン)、仁川(インチョン)、大田(テジョン)などの大都市では、中央バス専用車線(BRT)に設置されたバス停の前後に横断歩道が設けられた。ソウル江南(カンナム)通り、千戸(チョンホ)通りでは、二つの横断歩道の間隔が約40メートルに過ぎない光景も見ることができる。車両通行の速度を遅らせる代わりに、歩行がより安全で便利になった。

ソウル広津区(クァンジング)は2011年、千戸通りの龍馬(ヨンマ)歩陸橋を撤去し、横断歩道を設けた。歩道橋は、止まらずに歩行者の横断と車両通行をできるようにする長所がある。しかし、子供、高齢者、障害者などの交通弱者にとっては障害となる。江東区(カンドング)は2012年、オリンピック公園前の江東通りに道路開通から30年ぶりに横断歩道をもう一つ設置した。これまで往復11車線に信号のない区間が1キロほどあったので、車両のスピード違反と無断横断の危険が大きかった。

政府は今年1月、信号のない横断歩道の車両通過関連安全対策を強化する交通安全総合対策を発表した。現在の歩行者が渡るときだけ車両が一時停止する規定を変える。歩行者が横断歩道を渡ろうとする状況においても一時停止する義務を、車両に課すものだ。特に子供保護区域(スクールゾーン)、高齢者保護区域(シルバーゾーン)にある横断歩道では、歩行者の存在とは関係なく、無条件停止するようにした。


徐亨錫 skytree08@donga.com