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都市開発によって消える溝を再生

Posted May. 18, 2018 09:08,   

Updated May. 18, 2018 09:08

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京畿道(キョンギド)は、都心開発などによって消えていく溝の再生に乗り出すと、17日明らかにした。

溝とは、河川法や小河川整備法が適用または準用されない幅5メートル前後、平均水深10センチ以上の小さな水路をいう。

道は近いうちに、溝の実態調査と復元計画のための研究を外部発注する予定である。今年末まで道内全体の溝の現状と管理実態などを把握して、優先的に復元する必要のある溝を選ぶ方針だ。選ばれた溝を自然型河川に復元する事業を来年試験的に実施し、その成果を分析して、復元する溝を徐々に増やしていくという構想だ。

溝の管理策作りと溝地図の製作およびデータベース化も推進する方針だ。道は5年ごとに、溝の実態調査と復元計画を策定して、継続的に実施することにした。これに先立って、京畿道議会は今年3月、「京畿道の溝復元と管理条例」を制定して、川や河川の毛細血管のような溝の水質や生態系の保護と復元、乾川化防止などのための道知事の責務を定めた。


南坰鉉 bibulus@donga.com