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5月下旬は清州市が「椒井」に染まる

Posted May. 10, 2018 08:44,   

Updated May. 10, 2018 08:44

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「椒井(チョジョン)に染まる」

25日、忠清北道清州市清原区內秀邑椒井里(チュンチョンブクド・チョンジュシ、チョンウォング、ネスウブ、チョジョンリ)の椒井文化公園の一帯で開幕する「世宗(セジョン)大王と椒井薬水祭り2018」のテーマである。三日間開催される椒井薬水祭りは、朝鮮時代に世宗大王がここに行宮(王が外出の際に泊まった離宮)を建てて、眼病を治療したという記録を基にした行事である。

東国輿地勝覧と朝鮮王朝実録などによると、世宗大王は世宗26年(1444年)、2回に渡って椒井薬水の近くに行宮を建てて滞在しながら眼病を治療した。世祖(セジョ)もここの薬水で皮膚病を治したと伝えられる。椒井薬水は、米シャスタ、英アポリナリスと一緒に世界3大鑛泉水に挙げられている。

今年の祭りは、最高の聖君と言われる世宗大王即位600周年を記念して、より多彩に開かれる。代表プログラムである「世宗大王のお御輿のお出まし」は、市民参加型イベントとして生まれ変わる。26日、清州市内の中心部と会場の一帯で開かれるお御輿の再現は、歴史的事実に基づいた大規模なパレードである。形ばかりの演出から抜け出して、時代の意味と風習を盛り込み、市民と観光客が直接参加して興を楽しむフェスティバルとして行われる予定だ。

また、朝鮮時代の風習を現代的意味合いで再解釈した「朝鮮遊覧」、世宗大王の創意力の産室である「集賢殿」などの体験通りが造成される。椒井薬水をテーマにした「内医院」と「水刺間」などのコンテンツ20数か所も常設される。椒井文化公園の片方には、美しい夜景を楽しめる「星光りの庭」が設置される。伝統工芸と薬水足湯体験、行宮食卓体験などができる体験型イベントが行事期間中に行われる。このほか、開幕祝賀コンサートやミュージカルエキシビション、全国児童生徒写生大会、全国児童生徒作文大会など、お祝いとコンテストプログラムも用意されている。

清州市は祭りの期間中、毎日午前11時から午後7時まで毎時間無料シャトルバスを運行する。シャトルバスは、青洲総合運動場と青洲高速バスターミナル、青洲文化院の3カ所から出発する。

椒井薬水は、地下100メートルの石灰岩層から湧き出ており、ピリッとした味が特徴である。炭酸水で満たされた風呂に身を沈めば、炭酸水ならではの清涼感が全身を刺激する。数分経って全身が炭酸気泡に覆われて弾けると、くすぐったい感じと共に、すっきりした刺激が感じられる。民間でも古くから7、8月の真夏に効き目が一番良いとして、夏の土用の丑の日やお中元に多くの人々がここを訪れてお風呂に入って熱を冷やした。

日本植民地時代に椒井薬水を訪れたハングル学者ウェソル崔鉉培(チェ・ヒョンベ)先生(1894〜1970)は、東亜(トンア)日報に「ハングル巡礼、青洲で」という特別寄稿を2回掲載した。先生は寄稿文で、「洗面器に薬水を注いで、両目を洗うと、世宗大王から洗礼を受けた気がする」とし、「世宗は病人だったが、椒井に来てひたすら訓民正音の制作に打ち込んだ」と書いた。

イ・ボムソク青洲市長権限代行は、「世宗大王即位600年を迎えて、新しい姿で生まれ変わった椒井薬水祭りの会場で大切な思い出を作っていかれることを願う」と語った。お問い合わせは043-201-2042まで。


張基祐 straw825@donga.com