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事務長病院、医師の32%が60代以上

Posted May. 07, 2018 08:11,   

Updated May. 07, 2018 08:11

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2016年初め、京畿(キョンギ)のS医院は、町で「誰が医師で、誰が患者なのか分からない病院」として有名だった。院長のA氏(82)と医師のB氏(81)の2人が診察室を守りっていたが、手が震えて聴診器を落としたり、ひどく咳をすることが多かったからだ。国民健康保険公団が同年3月に調査したところ、非医療人がA氏の名義を借りて始めた「事務長病院」だった。

最大野党「自由韓国党」の金承禧(キム・スンヒ)議員が保健福祉部から提出を受けた資料によると、2015年から昨年6月までの間に摘発された事務長病院で勤務した医師(漢方医と歯科医を含む)206人のうち、60代以上の割合は32%だった。同期間、全国医師の60代以上の割合(8.6%)より3倍以上も高い。70代以上の医師の割合は、事務長病院は18%、一般病院は3%で6倍の差があった。

これは「ズボン(偽)院長」が必要な非医療関係者である実の所有者(事務長)と高齢医師との利害が一致した結果だ。医師は毎年8時間の補修教育のみを履修すれば、一生免許を維持することができるが、大多数の病院では60代の医師を新たに採用しない。診療業務は高い集中力と体力を要するうえ、勤務時間も長いためだ。事務長としては、若い医師より年収の少ない高齢医師を院長室に座らせ、看護師や看護助手に診療を押し付けると、人件費を最小限に抑えることができるわけだ。


趙健熙 becom@donga.com