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ソウル初の絵本図書館

Posted May. 03, 2018 08:17,   

Updated May. 03, 2018 08:17

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「ニョン~ニョン~」

1日午後、ソウル瑞草区(ソチョグ)にあるソリプル文化広場の「絵本図書館」。静かな図書館から子供たちのぎこちない声が聴こえた。ハングルを読むのがまだ下手な5歳未満の子供たちである。33平方メートル余りのスペースで、10人あまりの子供たちが車座に座って、本の中の動物たちの言葉や行動をまねた。

パク・スンアちゃん(4)は、自分の体ほどの絵本を広げて、恐竜を指差した。この日、年子のスンアとユナ(3)の姉妹を連れてきたソン・イェビンさん(36・女)は、読み聞かせをするかのように、ゆっくりと恐竜の物語を聞かせた。恐竜の姿や声を真似すると、姉妹はきゃっきゃっと笑った。

子供でにぎわうこの場所は、瑞草区が先月17日にオープンした。絵本だけでも8500冊を保有している。ページをめくれば、子供の腕ほどの象の鼻が飛び出すポップアップブックがあったり、恐ろしいサメが歯科を訪れてブルブル震える本があったりするなど、子供たちには「打ってつけ」の絵本である。

今ハングルを習い始めたばかりの子供たちは、絵本から目を離せなかった。一緒に来た親たちは、子供たちと目を合わせながら、声を出して本を読んだ。ソンさんは、「大きな絵本やポップアップブックは子供の情緒や読解力の発達に役立つものの、一般の絵本より三、四倍も高く、一般の図書館にはあまりなく、接する機会が少なかった。ここでは思う存分読むことができてうれしい」と話した。

絵本の図書館は、住民のニーズを区が積極的に受け入れてできた。昨年3月、瑞草区児童図書館が地域のマンションの再開発で閉館すると、「新しい児童図書館を建ててほしい」という陳情が殺到したのだ。

区は、絵本だけを集めておいた図書館を作ることにし、予算3億6000万ウォンを投入した。閉館した児童図書館から西に約2.2キロ離れた場所に、コンテナボックス二つをつなげて作った。

ソウルの大小の公共図書館(市立・区立)181所のうち、絵本だけを集めておいた図書館はここが初めてである。高価な絵本を存分に見ることができるので、開館から一週間で3000人が訪れた。ハン・ソヒさん(35・女)は、「家から歩いて10分の距離にある図書館は、子供に本を読んであげることができない。周りを気にせず声を出して読み上げることができるので、ここをよく訪れる」と話した。

絵本図書館では、瑞草区民だけでなく、ソウル市民なら誰でも5冊まで借りることができる。平日は午前9時~午後9時、週末は午後6時まで開館する。月曜日は休館。


金단비 kubee08@donga.com