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THAADの余波で中国人減り、タイ人患者は大幅に増加

THAADの余波で中国人減り、タイ人患者は大幅に増加

Posted April. 19, 2018 08:25,   

Updated April. 19, 2018 08:25

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中国の高高度ミサイル防衛システム(THAAD)を巡る報復の影響で、昨年韓国を訪れた外国人患者が初めて減少した。しかし、依然として中国人の患者が外国人患者の3分の1ほどを占めた。中国人が最も多く訪れたのは形成外科だった。

18日、保健福祉部によると、昨年韓国を訪れた外国人患者は32万1574人で、2016年の36万4189人より12%減少した。特に中国人患者は2016年比21.8%も減少して、減少幅が大きかった。THAAD報復の影響で、昨年3月から訪韓客数が急激に減った影響である。

しかし、外国人患者のうち、中国人の割合は依然として最も高かった。昨年の外国人患者のうち、中国人は9万9837人で31%を占めた。その次に、米国(13.8%)、日本(8.5%)の順だった。興味深いことは、タイ人患者が6137人と、前年比56%も増えたことである。韓流の影響とみられる。

国籍別によく訪れた診療科は大きく異なった。中国人が最も多く診療を受けたのは形成外科(19.3%)と皮膚科(16.3%)で、美容分野だった。日本人患者も皮膚科(30.3%)と形成外科(19.5%)を多く訪れた。タイの場合は、62.5%が形成外科を訪れた。アジアで韓国の形成手術に対する高い関心を読み取ることができる部分だ。

一方、米国人患者は、内科(25.7%)と検診センター(8.8%)を主に訪れた。外国人患者全体を見れば、内科(20.2%)と形成外科(12.3%)、皮膚科(10.9%)の順で多く訪れ、前年度と大差はなかった。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com