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AIが作曲した歌をー度聞いてみませんか

AIが作曲した歌をー度聞いてみませんか

Posted April. 13, 2018 08:36,   

Updated April. 13, 2018 08:36

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東亜(トンア)サイエンスが発行する科学専門誌「サイエンス東亜」と国内レコード会社エンターアーツが共同制作した科学東亜の主題歌(song)「光のように」の音源が今日(13日)正午12時、メロンなどの音源サイトを通じて公式発売される。

「光のように」は、4月の科学の月を迎えて、科学東亜とエンターアーツが共同企画したKポップで、国内では初めて人工知能(AI)が作曲に参加した。このAIは、英スタートアップが開発した「ジュークデッキ」である。

「光のように」の歌詞は、科学東亜の公募を通じて大賞受賞者に選ばれたイム・チェヨンさん(17・盆唐榮德女子高2年生)が書いた。イムさんは「『人工脳』ともいえるAIが学習したデータをもとにメロディーを作るという点で、人間の脳で起こる記憶というテーマを思い出した」とし、「人の視線で世界を見て、神経細胞を通じて側頭葉と前頭葉まで伝達される脳科学的プロセスを比喩的に表現した」と話した。

例えば歌詞で、「君を擦れた光の彫刻、ゆっくり染み込んで私の小窓の中に」の中で、「光の彫刻」は、光を利用して人間が世界を観察するという事実を示す。また、「小窓」は、人間の神経細胞を意味する。歌は歌手イ・タンが担当した。

エンターアーツは、「光のように」を皮切りに、毎月AI基盤のKポップアルバムを発売する「パーセント(%)プロジェクト」を開始する。パーセントプロジェクトは、一般人がAIを利用して創作者になれることを示すために企画された。パーセントは、一曲の音楽が完成する過程で、消費者だった大衆が創作に相当貢献できるという意味で付けられた名前である。

パク・チャンジェ・エンターアーツ代表は、「『光のように』の制作は、専門家たちの専有物とされていた文化創作が、AIを活用したとき、一般大衆にも拡張できるという可能性を確認した機会だ」と語った。エンターアーツは、現在作詞と作曲はもちろん、歌まで歌うKポップAIを独自に開発している。科学東亜はホームページ(dongascience.com)と音源サイト、ユーチューブなどを通じて、「光のように」のメイキングフィルムも公開する。


クォン・イェスル記者 yskwon@donga.com