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韓国警察、ロシアと警護・警備関連治安技術を共有

韓国警察、ロシアと警護・警備関連治安技術を共有

Posted April. 05, 2018 08:42,   

Updated April. 05, 2018 08:42

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平昌(ピョンチャン)冬季五輪を安全に開催した韓国警察が、ロシアと警護・警備関連の治安技術を共有することになった。ロシアでは6月にワールドカップが開かれる。

李哲聖(イ・チョルソン)警察庁長は3日(現地時間)、ロシア・モスクワの内務部を訪問して、ウラジーミル・コロコリツェフ内務長官と治安トップ会談を開き、「平昌五輪のノウハウ共有案」などを盛り込んだ国際警察協力センター(IPCC)の議定書を交わした。

これにより、両国はロシアのワールドカップ期間中に、テロの危険や行事妨害の懸念のある人物などの情報を共有して、国際犯罪に共同対応することにした。韓国警察は同期間、警監級を団長とする警察4人をロシアに派遣して、同胞と旅行者保護に乗り出す予定である。

李庁長は4日、ドイツ・ベルリンでDiter Romannドイツ連邦警察庁長官と会って、対テロと警備分野の交流拡大と治安協力策について議論した。李庁長は、ドイツの世界的対テロ部隊「GSG9」を総括する連邦警察第11局を訪れて、両国対テロ部隊の合同訓練案なども協議した。6日は、イタリアのローマでジョルジオ・トスキー・イタリア財務警察庁長と国際テロ資金や薬物犯罪捜査への共同対応策について議論する。


趙東住 djc@donga.com