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ソウル市、「平昌チケット」4万2000枚購入

ソウル市、「平昌チケット」4万2000枚購入

Posted January. 15, 2018 10:07,   

Updated January. 15, 2018 11:58

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ソウル市が2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪のムード盛り上げに拍車をかけている。

ソウル市は14日、各種競技の入場券2万2000枚を追加購入し、各地方自治体の低所得層や多文化家庭に無料で配ることを決めた。市は昨年、入場券2万枚を購入している。

市は、五輪期間(来月9~25日)に市公務員の有給の使用やワークショップの開催などを奨励し、バイアスロン、クロスカントリーのように入場券の販売が低調な種目の競技を見ることができるようにする方針だ。昨年、市は30億ウォンを投じて海外で五輪観光や広報マーケティングを支援した。

市・地方公務員、消防隊員、ボランティア、応援団をはじめ約7500人を五輪会場に派遣する方針だ。除雪車量、ノンステップバス、障害者のためのコールタクシーも約100台支援する。

五輪のムードを盛り上げるための広報イベントも実施する。18日から2ヵ月間、平昌冬季五輪の広告で外装したバス100台がソウル市内を走る。バスやタクシー、乗用車をはじめ約19万台にも広報ステッカーをはり付ける。

ソウル広場のスケート場南側にドーム型の「冬季スポーツ体験空間」を設置し、バーチャルリアリティを通じてスキージャンプ、そりを体感できるようにする。光化門(クァンファムン)広場と東大門(トンデムン)デザインプラザに大型スクリーンを設置して五輪期間、街頭応援を盛り上げる。

平昌を訪れるソウル市民の便宜も最大限図る計画だ。KTX駅とバスターミナルを経由する市内バスを午前2時まで延長運行する。ソウル駅、仁川(インチョン)国際空港のような7拠点には「スペシャルヘルプセンター」を設置して観光情報を提供する。

 

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は同日、ソウル市の13の自治区長と共に平昌を訪れた。朴市長は「成功的な五輪に向けて江原道(カンウォンド)平昌と手を握り、可能な人的・物的資源を総動員して支援する」とし、「平昌五輪は国民の努力で誘致した国家的行事であるため、社会統合と南北関係改善の転機になるようにする」と意欲を示した。



盧志炫 isityou@donga.com