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今年の四字熟語、「破邪顕正」

Posted December. 18, 2017 09:10,   

Updated December. 18, 2017 09:51

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大学教授たちが今年の四字熟語に「破邪顕正」を選んだ。邪悪で誤ったことを打破し、正しいことを示すという意味だ。

教授新聞は17日、全国の教授1000人を対象に先月30日から今月9日まで、電子メールでアンケート調査を実施した結果、今年を表現する四字熟語に「破邪顕正」が選ばれたと明らかにした。圓光(ウォングァン)大学の崔炅鳳(チェ・ギョンボン)教授(国語国文学)と嶺南(ヨンナム)大学の崔在穆(チェ・ジェモク)教授(東洋哲学)が「破邪顕正」を推薦し、回答者1000人のうち34%(340人)が選択した。2012年に「新年の希望を込めた四字熟語」に選ばれ、5年ぶりに再び今年の四字熟語で登場することとなった。

「破邪顕正」は元来、仏教三論宗の根本教義で、吉蔵の「三論玄義」に出てくる。邪見と邪道を打破して正法を示すという意味だが、今では宗教的意味を越えて社会一般に通用する言葉となった。

崔炅鳳教授は、「邪見と邪道が正法を押さえつけた状況で市民が正しさを実現しようとろうそくを手にし、国を立て直す基盤をつくった」と推薦の理由を明らかにした。崔在穆教授は、「積弊清算がなされ、『破邪』にとどまらず『顕正』に進めんでほしい」と話した。



林雨宣 imsun@donga.com