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河東の伝統茶農業、世界重要農業遺産に登録

河東の伝統茶農業、世界重要農業遺産に登録

Posted November. 30, 2017 09:14,   

Updated November. 30, 2017 09:25

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慶尚南道河東郡(キョンサンナムド・ハドングン)の伝統茶の農業が、世界重要農業遺産(GIAHS)に登録された。

河東郡(郡守=尹相基)は29日、「国連食糧農業機関(FAO)は、厳しい環境を克服して、大韓民国の遺産として定着した智異山(チリサン)河東の伝統茶農業を、世界を保全しなければならない価値があると判断して、GIAHS登録を最終承認した」と明らかにした。2014年に青山島(チョンサンド)のオンドル水田と済州(チェジュ)バトダム農業システムに続いて、韓国内では三番目の登録となる。世界的には17カ国、38件が登録されている。

約2年間、河東の現地調査や書類検討を経たFAOの科学諮問グループは、茶の木だけでなく、茶畑の岩と斜面が調和をなした自然環境などが、GIAHSに登録されるに値すると判断した。特に草を直接取って肥料として使う肥培方式と、茶の副産物を再び畑にまいて土壌の酸性化や水分蒸発、有機物流失を防ぐ方法に高い点数が付けられた。河東郡は昨年7月、GIAHS事務局にGIAHS登録を申請後、8月にFAO科学諮問グループにより査察を経た。



姜正勳 manman@donga.com