Go to contents

検察、「崔炅煥議員に1億ウォン伝達」供述確保

検察、「崔炅煥議員に1億ウォン伝達」供述確保

Posted November. 25, 2017 08:34,   

Updated November. 25, 2017 09:16

한국어

国家情報院(国情院)の特殊活動費(特活費)上納事件を捜査しているソウル中央地検特捜3部(梁碩祚部長)は、イ・ホンス前国情院企画調整室長(64)から「別の国情院職員と共に最大野党『自由韓国党』の崔炅煥(チェ・ギョンファン)議員に1億ウォンを直接渡した」という供述を確保したことが24日、分かった。イ前室長が、「当時、経済副首相室で崔氏に金を渡した」と話したという。

検察はまた、イ・ビョンギ元国情院長(70・拘束)から、「2014年10月に崔氏に1億ウォン渡すことを承認した」という内容の自白書と国情院特活費出入金の口座明細を提出させた。検察は、李前室長が特活費を渡したことを裏付ける資料や供述などから、崔氏の容疑の立証に問題がないと見ている。検察は、崔氏を特定犯罪加重処罰法上収賄容疑の被疑者として28日に呼び出して取り調べる計画だ。

しかし、崔氏は検察の呼び出しに応じない考えを明らかにした。崔氏は議員総会に出席し、「現在、検察は手段と方法を問わずに私を殺すことに血眼になっている。とんでもない政治報復性捜査に正常に臨むことができるだろうか。公正でない捜査には協力できない」と主張した。崔氏が呼び出しに応じない場合、検察は定期国会中に国会の逮捕同意がなければ捜査ができない。定期国会は来月8日に終わる。

崔氏は、「特活費の特検法発議など公正な捜査を受ける制度的装置づくりを党が一日も早くすることを要請する」とし、議員の助けを呼びかけた。そして、「私一人だけの問題だろうか。これは明らかに野党と国会を掌握しようという意図だ」と主張した。

検察関係者は、「崔氏側から呼び出しに応じない考えは伝えられていない」と明らかにした。



朴訓祥 tigermask@donga.com · 姜炅石 coolup@donga.com