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本紙の「外傷センター看護師の貴い犠牲」報道、ネットに応援と励みの声

本紙の「外傷センター看護師の貴い犠牲」報道、ネットに応援と励みの声

Posted November. 25, 2017 08:34,   

Updated November. 25, 2017 09:16

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「『就職にいい』というので看護学科に入りました。東亜(トンア)日報の記事を通じて重症外傷センター看護師を見て『私もあのようになりたい』と初めて思うようになりました」(某大学看護学科1年生)

殺人的な勤務実態と感染、負傷と戦って患者の命を救う重症外傷センターの看護師の貴い犠牲が本紙の報道(24日付A1・3面)で紹介されると、「涙を流して読んだ」、「この犠牲を忘れてはならない」という激励の声が24日、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)に投稿された。

ポータルサイトのニュースのコメントコーナーにも数千の意見が寄せられた。大学生のチェさん(26)は、「使命感を持って働く看護師を見下す態度から改めなければならない」と強調した。政府が、外傷センター支援策を出すべきだという指摘も多かった。大統領府の国民請願の掲示板には、重症外傷センターへの支援を要請する国民請願が18万件(24日午後4時現在)を越えた。

大韓看護協会は24日午前、会議を開き、本紙の報道をスクラップし、今後の対策について話し合った。協会は、多くの看護師が自らを「白衣の天使」ではなく「白衣の戦死」と呼ぶほかない勤務環境から改善を望んでいる。国内の医療機関に勤める看護師は約18万人。しかし、ますます病院を忌避し、保健所や保健教師、産業場の保健管理者として働くことを望む看護師が増えている。

協会広報局のペク・チャンギ局長は、「命を救う」という崇高な意志で入った新規の看護師が3、4ヵ月で辞めるケースが34%にのぼる」と話した。保健福祉部応急医療課のチン・ヨンジュ課長は、「このような報道は大きな力になる」とし、「外傷センターの問題点や勤務環境の改善、人材支援などの対策づくりに努める」と明らかにした。



金潤鍾 zozo@donga.com