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清渓川の提灯祭りは平昌五輪PRの最高の舞台

清渓川の提灯祭りは平昌五輪PRの最高の舞台

Posted November. 07, 2017 09:28,   

Updated November. 07, 2017 10:21

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「スリー、ツー、ワン!」のカウントダウンと共にスキージャンプ台を出発したスキーヤーの灯りが、清渓川(チョンゲチョン)の滝の下に滑り落ちていく。平昌(ピョンチャン)冬季五輪のマスコットであるスホランとバンダビがトーチを持って聖火をリレーし、ボブスレーに乗り、フィギュアスケートを滑る。

最近、ソウル清渓川の夜は、平昌冬季五輪の主要種目を表現したきれいな灯りを、写真に収めようとする観客らで足の踏み場がない。19日まで開かれる「2017、ソウル提灯祭り」のパク・ジェホ総監督(57)は、「今年の清渓川提灯祭りのテーマは平昌冬季五輪だ」とし、「ソウルのど真ん中から平昌五輪の熱気が高まるのが感じられるほどだ」と話した。

特に今年は、清渓川に伝統韓紙などと一緒に、最先端のLED提灯が登場した。スホランとバンダビがアルペンスキー、フリースタイルスキー、アイスホッケー、ショートトラック、フィギュアスケート、スキージャンプ、車椅子カーリング、リュージュ、ボブスレーなど12種目の競技をする姿をLEDなどで表現したのだ。パク氏は、「ワイヤーの枠組みに曲がるLED灯などを付けて、とても明るく、カラフルな色を自在に表現した最先端の灯りだ」と紹介した。

パク氏は、「清渓川提灯祭りが終わると、この灯りは江原道(カンウォンド)の平昌や旌善(チョンソン)、江陵(カンルン)など、オリンピックが開催される都市のスタジアム前に移して展示されるだろう」とし、「雪がたくさん降ると伝統韓紙などは破れる恐れがあるが、LEDなどはどんな天候でも間違いなく明るく照らすだろう」とも話した。

パク氏は、今年で9回目を迎えた「ソウル提灯祭り」を8度も演出し、2016年から「正祖(チョンジョ)大王の陵行幸行列」を総監督するなど、路上祭りの分野では指折りの専門演出家だ。パク氏は、「毎年11月に開催される清渓川提灯祭りは、延べ250万~300万人が観覧する★ソウルの代表的な祭りだ」とし、「そのうち外国人が70万人以上観覧するので、ソウルで平昌冬季五輪をPRできる最高の機会だ」と語った。パク氏は、その上で「きれいな灯りと一緒に撮った写真をソーシャルネットワークサービス(SNS)に投稿すれば、全世界に平昌冬季五輪を知らせることができる」と話した。



田承勳 raphy@donga.com