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一代で財を築いたお金持ちに共通する「7つの成功習慣」

一代で財を築いたお金持ちに共通する「7つの成功習慣」

Posted October. 30, 2017 09:25,   

Updated October. 30, 2017 09:47

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マイクロソフトのビル・ゲイツ会長やフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者のように自力で成功して、世界最高富豪者の列に加わった富豪たちは、どのような習慣を持っているだろうか。もちろん成功には、能力と運も重要だが、それでも彼らを成功に導いた共通点は少なくない。

2009年に「お金持ちが毎日実践している9つの習慣」を出版して、世界的ベストセラー作家となったトーマス・コリー氏は、「金持ちの一日の習慣には共通の特定のパターンがある」と説明した。米公認会計士(CPA)で総合個人財務設計士(CFP)である氏は、自力で成功した大富豪233人を長期にわたって分析してきた。

米ニュース週刊誌「タイム」の最新号で紹介した7つのうち、最も顕著な習慣は読書だ。お金持ちの実に88%が1日に30分以上本を読んだ。主に読む本は、小説や娯楽物ではなく、偉人の伝記や歴史、自己啓発本のようなノンフィクションだった。投資の賢人と言われるウォーレン・バフェット・バークシャーハサウェイ会長も、「ただオフィスに座って一日中本を読む」と自分の重要な癖を打ち明けたことがある。

第二の習慣は、頭の中を整理して冷徹さを保つための瞑想だ。タイムは、瞑想は単にヨガ愛好家らの趣味ではなく、記憶力を強化するなど、肉体的、精神的に利益のある活動だと紹介した。ツイッターを立ち上げたジャック・ドーシー氏は、毎日午前5時に目覚めて瞑想することで一日を始める。

第三の習慣は、朝型人間として生きること。コリー氏がアンケートを行った富豪たちの半分以上が一日の仕事を開始する3時間前に起きた。起きた後は通常、作業や運動、一日の仕事を計画するために時間を費やしている。

第四の習慣は、十分な睡眠を取ることだ。十分睡眠をとりながら朝型人間になるのは非常に難しい。しかし、確かなことは、大富豪の89%は一日に7~8時間、それ以上も眠る。睡眠は記憶力と創造性を向上させるために非常に大きな影響を及ぼすと、コリー氏は強調した。「人類最高の天才」と呼ばれる物理学者アルバート・アインシュタインも、「最善を尽くす一日を送るためには、10時間は睡眠をとらなければならない」と話したことがある。

第5の習慣は毎日地道に運動をすること。お金持ちたちの76%が1日に30分以上自転車に乗ったり、ジョギングをした。億万長者のヴァージングループのリチャード・ブランソン会長は、体調がいいときは生産性が二倍という持論を展開する。

第6の習慣は、コミュニケーション技術を意識的に磨くことだった。ブランソン会長は、「コミュニケーションはリーダーたちにおいて最も重要な技術だ」と語った。成功したお金持ちたちは明確に疎通する方法を知っており、また、この分野の能力を育てるために懸命に努力している。

第7の習慣は、自分との会話。独り言をするというのではなく、内的な対話を完成することにもっと集中することだ。自己啓発学者のミッチェル・スタービキ氏は、高度の能力を発揮する人たちが自身との対話をしているという研究結果をまとめたことがある。コリー氏は、自分に声をかけると状況を客観的に見て、自分のやる気を引き出すことに役立つと説明した。



周成河 zsh75@donga.com