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ツイッター、投稿字数140字から280字に

ツイッター、投稿字数140字から280字に

Posted September. 28, 2017 08:57,   

Updated September. 28, 2017 09:12

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トランプ米大統領が一日に頻繁に投稿するソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)「ツイッター」が自社の象徴である「140字制限」方針を緩和し、上限を280字に増やした。最近のユーザーの表現欲求を満足させるには、140字はあまりにも短いと判断したのだ。「ツイート狂」トランプ大統領の北朝鮮に対する過激発言がより精巧になるものと見られる。

ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は26日(現地時間)、自身のツイッターに、「140字は携帯電話のメッセージの上限160字を基準にした任意的な選択だった」と投稿した。そして、「(280字政策は)小さな変化だが、私たちには大きな動きだ」と付け加えた。ドーシー氏も文字数制限の変更を伝えるツイートを280字に合わせた。

ツイッターは、新たな政策を英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語などに適用する予定だ。韓国語、中国語、日本語は言語の特性上、メッセージを比較的多く伝達できると判断し、現行の方針を維持する。ツイッターは3億2800万人のユーザーのうち一部を対象に280字政策を施行した後、拡大するかどうかを決める予定だ。

ツイッターは、ライバルの「フェイスブック」に対抗して、「簡単で速いコミュニケーション」を掲げて140字制限を11年間守った。しかし、フェイスブックに比べてユーザーが少なく、実績が後れを取っていることから、アイデンティティの変化を図ったのだ。最近、多様な新生メディアを通じて派手な動画や写真などで自分を表現するユーザーが多くなった環境も反映した。檀国(タングク)大学のソン・テギュ教授は、「政治の二極化と人種対立が激しくなり、自分の意見をSNSで活発に主張しようという欲求が高まった」と説明した。

英紙ガーディアンは、「トランプ大統領が(ツイッターで)北朝鮮に対して戦争をよりはっきり警告できるだろう」と皮肉った。実際、北朝鮮はトランプ大統領のツイートの内容に敏感に反応している。北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は25日、緊急記者会見で、「米国が宣戦布告した」と反発し、トランプ大統領が23日、ツイッターに「彼ら(金正恩氏と李外相)は、この先、長くはないだろう」と投稿したことを問題視した。



趙은아 achim@donga.com