Go to contents

清州で中国人留学生フェスティバル、29日から3日間開催

清州で中国人留学生フェスティバル、29日から3日間開催

Posted September. 27, 2017 07:53,   

Updated September. 27, 2017 08:37

한국어

中国人留学生のフェスティバルが、「韓中親交-14億の中国人と共に」をテーマに、29日から来月1日まで忠清北道清州(チュンチョンブクド・チョンジュ)にある芸術の殿堂周辺で繰り広げられる。忠清北道が2011年に開始したこの行事は、韓国で勉強する中国学生たちの祭りとして定着している。

今年は、全国の中国人留学生約3万人が参加する予定となっている。放送人「金濟東」(キム・ジェドン)の「幸せトークコンサート」を皮切りに、△Kポッププライムコンサート、△カラフルラン(run)、△チメク(チキンとビールの合成語)フェスティバル、△韓中大学生の歌謡祭、△V.O.S.祝賀公演など、中国人留学生と韓国の大学生がハーモニーをなす様々なプログラムが用意されている。

Kポッププライムコンサートは、歌手の金鍾國(キム・ジョングク)とガールグループ「フィエスタ」の中国人メンバー「チャオ・ルー」が司会を務め、黃致列(ファン・チヨル)、ヘイロー、クリシャ・チュ、ONFなど中国で韓流を呼び起こした歌手たちが出演する。カラフルランとは人体に無害な食用色素を撒きながら国籍と思想、イデオロギーを超えて、ハーモニーを固めるランニングを指す。参加者全員にTシャツを提供し、景品もたっぷり用意している。△韓中伝統文化公演の体験、△市郡広報館、△Kビューティー体験館、△韓中フードゾーン、△フリーマーケットなども用意する。

民間外交の場を拡大するため、韓中40あまりの主要大学の総長が出席する「韓中大学総長フォーラム」、両国の大学生がお互いをもっと理解するための「韓中総学生会長フォーラム」、両国の同伴経済成長モデルを議論する「韓中企業家カンファレンス」、国内23の「孔子学院」の代表が参加する「孔子学院長フォーラム」も開かれる。中国人留学生が生活しながら経験する困難を相談するネック相談センターと国内就職に備えた人間性・適性検査プログラムも運営する。

中国人留学生フェスティバルは、中国現地で開催された2013年の韓中地方政府の交流会議、2014年の韓中大学総長会議などで優秀事例として発表された。中央省庁や広域自治体、民間が一緒になって成果を上げた「政府3.0コラボの優秀事例」としても評価された。中国全土にこの行事が紹介され、新しい韓流マーケティングのアイコンとして浮上している。

忠清北道の李始鍾(イ・シジョン)知事は、「今年のフェスティバルは、韓中修交25周年を迎えて、両国友好関係の礎になるものと見られるだけに意義深い」とし、「中国人留学生だけでなく、一般人たちも一緒に楽しむことのできる様々な興味深いプログラムをたくさん用意した」と語った。

教育部の「2016年の国内外国人留学生の現況」を見ると、全体の10万4000人のうち、中国人留学生が6万人(57.7%)で最も多い。お問い合わせは043-210-0860~2まで。



張基祐 straw825@donga.com