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鍾路中央バス車線が12月に開通、世宗路~興仁之門の2.8キロ区間

鍾路中央バス車線が12月に開通、世宗路~興仁之門の2.8キロ区間

Posted August. 29, 2017 09:36,   

Updated August. 29, 2017 09:56

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600年の歴史を秘めた鍾路(チョンノ)通りが、歩きやすく自転車も利用しやすい道に生まれ変わる。

ソウル市は12月までに、世宗(セジョン)路の交差点から興仁之門(フンインジムン)の交差点までの2.8キロ区間に中央バス専用車線を設置することにした。これにより、ソウルの東西軸(京仁・麻浦路~忘憂・旺山路)をつなぐ中央バス専用車線のネットワークが完成される。

また、現在の往復8車線は6車線に減り、歩行路は、最大幅が10.1メートルに広がり、歩きやすくなると予想される。青信号に変わると、4方向すべてに行くことのできる「ロ」字型横断歩道も増える。現在は「コ」の字型である鍾路区役所口の交差点は、「ロ」の字型に変え、6ヵ所に追加設置する。こうすると、世宗(セジョン)路の交差点から東廟(トンミョ)前までの横断歩道24カ所が約120メートルの幅でできるため、道を渡りやすくなる。

公共自転車「タルンイ」の利用客の便宜のために、車線と歩道との間に自転車道を新たに作る。今のところ、車線と歩道のどちらの道の高さに合わせるかについて、警察庁と議論している。

移動型中央バス停も設置される。バス停15カ所のうち13カ所は、「釈迦誕生日」の提灯行事や国際ビエンナーレのようにパレードが行われる前に、フォークリフトで取り外して歩道の脇に置くことで観覧席として使えるようにデザインすることにした。行事が終わった後は元の場所に戻す。

ソウル市は、車線は減るが、公共交通機関と乗用車の移動速度は速くなると期待している。現在、67のバス路線が通っている鍾路の双方向の交通量は1時間当たり4200台程度だ。しかし、バス専用車線が途中で切れるので、道端のバス停に停車しようとするバスと一般車両が入り乱れる。平均走行速度は、それぞれ時速13.5キロ(バス)と17.5キロ(一般車両)で、ソウル市の平均より時速にして2~7キロ遅い。ソウル市交通運営課のカン・ジンドン課長は、「鍾路を皮切りに、バス専用車線が切られた残りの重要区間12カ所も順次つなげる」と明らかにした。



盧志炫 isityou@donga.com