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青少年肥満の主犯、夏の炭酸飲料飲み過ぎに要注意

青少年肥満の主犯、夏の炭酸飲料飲み過ぎに要注意

Posted August. 14, 2017 10:07,   

Updated August. 14, 2017 10:13

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中学生の息子を持つカン・エジンさん(45)は、同じ年頃の子供たちより一回り太っている息子の健康がいつも心配でならない。家では、特に息子が好きな炭酸飲料を飲ませていないが、一人で出かけるときはいつも不安だ。

飲料水が欲しくなる夏は、青少年の行き過ぎた糖分の摂取で健康を害する恐れが大きくなる時期だ。13日、保健福祉部と韓国健康増進開発院によると、韓国の12~18歳の青少年の1日平均の糖分摂取量は80グラムで、全年代層で最も多いという。世界保健機関(WHO)が勧告する1日の糖分摂取量(50グラム)より1.6倍も多い量だ。

理由は、青少年たちが炭酸飲料、フルーツジュースなどが添加された飲料水を沢山飲むからだ。青少年は1週間平均で炭酸飲料は2.1回、フルージュースは2.8回飲む。加工食品を通じて、青少年たちが1日に接収する糖分の平均は57.5グラムで、このうち22.9グラムが炭酸飲料とフルーツジュースなどの飲料水だ。

加工食品を通じての糖分摂取が1日勧奨熱量の10%を超えると肥満になる危険が39%も高くなる。糖尿や高血圧の有病率も、それぞれ41%と66%も高い。とくに韓国青少年の肥満率は2011年は12.2%だったが昨年は17.3%と大きく伸びており、さらなる注意が求められる。

保健当局は、青少年の健康のために糖分含有量が高い飲料水の代わりに1日8杯以上の飲み水と2杯以上の牛乳を飲むことを勧めている。また、コーヒーや茶を飲むときは、シロップや砂糖を入れるのを控え、飲料水を選ぶ際は糖分含量を確認した方が良い。フルーツ味の牛乳やフルーツジュースは炭酸飲料ほど糖分含量が高いからだ。実際、バナナ牛乳(240ミリ)の糖分含量は27グラムで、缶コーラー(250ミリ)一つと同じだ。



金鎬卿 kimhk@donga.com