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年間50日間働いて6600万ウォンの年俸、済州道教育庁に知られざる「神の職場」があった

年間50日間働いて6600万ウォンの年俸、済州道教育庁に知られざる「神の職場」があった

Posted August. 05, 2017 07:17,   

Updated August. 05, 2017 07:41

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「年間50日間勤務して6600万ウォンの年俸を受ける神の職場があるだろうか?」。正解は「ある」だった。

済州島(チェジュド)教育庁ソウル駐在の運転手が、年間50日前後のみ働いて6000万ウォンを超える年収を受け取っていたことが明らかになった。済州島監査委員会は、このような内容を盛り込んだ2017年の済州島教育庁の総合監査結果報告書を4日発表した。報告書によると、済州島教育庁はソウル駐在運転9級のA氏(58)を、1993年12月から3年間、ソウル連絡事務所とソウル駐在事務所に派遣勤務をさせた。以降、ソウル連絡事務所は無くなったが、そのまま勤務するようにした。それから21年間、A氏は教育監、副教育監などの幹部がソウルに出張に来ると遂行したという。

A氏は、ソウルにある自宅でオンライン服務システムを利用して、出張申請などをして働いた。この2年6ヶ月間の年間平均労働日数299日中、実際に運転業務をした出張は50日前後(17%)に過ぎなかった。A氏の昨年の年収は6645万2000ウォン。成果賞与金も最高等級を受けた。きちんと昇進もして、現在は運転6級で来年定年退職するA氏は公務員年金も受け取る。

監査委員会は、毎年200日程度を公的業務無しに自宅勤務をするなど、A氏の勤務態度は他の従業員に喪失感を与えられるほどであり、勤務体系を改善するよう教育庁に要求した。



李亨胄 peneye09@donga.com