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「ドナルド台風」と「ヒラリー台風」、どちらが強力か

「ドナルド台風」と「ヒラリー台風」、どちらが強力か

Posted July. 20, 2017 11:13,   

Updated July. 20, 2017 11:26

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「カリブ海付近の熱帯台風『ドン(ドナルド)』は勢力が弱まった。しかし、太平洋側からさらなる熱帯性低気圧が勢力を強め、火曜日には台風級に発達し、リスト順に名前が付けられるだろう。次の名前は『ヒラリー』・・・」

18日、USAトゥデイが報じた米国周辺の台風気象図だ。台風の名前が妙なことに先の大統領選挙で対立したドナルド・トランプ大統領と民主党候補のヒラリー・クリントン氏と重なる。

米国立ハリケーンセンターは同日、「ドンは勢力が弱まり、明日には消滅するだろう」と伝えた。しかし、太平洋東側で熱帯性低気圧が勢力を強め、同日午後遅く台風に発達すると予想した。こうなると、事前に決められたリストの順に名前がつく。次の順の「ヒラリー」と名付けられた台風は、陸地に大きな影響は及ぼさず、ハワイ地域に週末か来週初めまで雨を降らせると予想される。

マックス・メイフィールド元国立ハリケーンセンター局長はAP通信とのインタビューで、「台風の名前は偶然の一致にすぎない」と話した。

台風の名前は、世界気象機関(WMO)が数年前に決定する。大西洋と太平洋で発生する台風にそれぞれ異なるリストから名前がつけられる。ドンは今年の大西洋台風リストの4番目、ヒラリーは北太平洋東部の台風リストの8番目だった。



朴湧 parky@donga.com