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ホワイトハウス、「北朝鮮との対話、今は条件から遠い」

ホワイトハウス、「北朝鮮との対話、今は条件から遠い」

Posted July. 19, 2017 09:45,   

Updated July. 19, 2017 09:51

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韓国政府の南北対話提案に米国が時期的に適切でないと否定的な反応を示した。米国のスパイサー大統領報道官は17日(現地時間)、定例会見で、韓国の対話提案のトランプ大統領の反応を問う質問を受け、「韓国政府から出た言葉なので韓国に質問してほしい」とし「大統領は(対話のために)満たすべき条件について明確にしてきた。この条件は、今は私達の位置とは明らかに遠く離れている」と述べた。現在の状況が対話を開始する段階ではないという考えを明確にしたのだ。

トランプ大統領の側近として知られている元将軍(星5つ)のジャック・キーン氏は、保守系のFOXニュースに出演し、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙戦を見れば、対話の提案は驚くことではない」とし、「歴代の韓国大統領が北朝鮮問題を外交的に解決しようとアプローチしたが、成果はなかった」と指摘した。対話を通じて北朝鮮の態度を変えることはできなという見方だ。

米紙ワシントン・ポストは、文大統領が成果を予測できない対北対話を提案する理由として3点を挙げた。△北朝鮮との軍事的対立が韓国に災いになる恐れがあり、△北朝鮮が経済制裁を迂回するため制裁が北朝鮮の変化をもたらすことができず、△過去の南北対話が一部で成果を出した、ということだ。



朴湧 parky@donga.com